バースプーン。
だいたい500円前後で手に入ります。バーに行けば必ず見られる、柄のねじれた、片側にスプーン、反対側にフォークのついた道具のことです。
プロの世界では、まずバースプーンを上手に回せるよう訓練しているとかいいますが、音もなく回せるようになるには――特に氷の積み方に――それなりの修練を必要としますし、言うまでもなく混ぜるという用途ではマドラーと言われるかき混ぜ棒で代用できます(使い分けが気になる方はこちらもどうぞ)。
それどころか、自宅でつくるのであれば箸を使っても、いや、それこそ誰も見ていないのであれば指を使ってもかまわないのです。
計量スプーン代わりに使うという用途もありますが、スプーン一杯が約5ミリリットル、つまりメジャーカップの小さい方で1/6(大きい方なら1/9)が目安であると思えば、それほど必要なものでもありませんし、だいたい自宅でつくるのであればコーヒーや紅茶用のスプーンくらいあるでしょう? 既婚未婚、あるいは男女を問わず、お料理の好きな方がいる家なら、5ミリリットルきっちり計れる計量スプーンだってあるはずですよ。
使い勝手の悪い道具ではありませんけれど、これもまた当面は見栄物件というところでしょう。
それでも買うなら、もちろん個人差はありますけれど、柄の長い、大きめのものを選んだ方が使いやすいと思います。