と、どうでもよい見栄物件の説明を続けてきましたが、本当はこんな見栄物件を買う前に用意すべきものがあります。
カクテルを注ぎ、飲むために使うグラスです。
といっても、カクテルグラスと呼ばれる脚つきのグラスを買わなければならないとかいうことではありません。
もちろん脚つきのグラスはフォーマルな雰囲気を出したいなら必需品ですが、それよりも大切なことは、自分がこれからカクテル用に使おうと思っているグラスに何ミリリットルの酒が入るものなのか、より正確には何ミリリットルくらいの酒を入れると見栄えがして、かつ飲みやすいか、あらかじめ調べておくことです。
いずれ詳述しますが、カクテルは比率でつくる飲み物です。
だから、個々の材料の分量は全体の量、つまりグラスの大きさが決まらないことには確定しません。
もちろん材料の分量にあわせてグラスの大きさを選ぶこともありますが、それも結局はグラスの大きさを知っているからこそできる芸当。
だから、まずは料理に使う計量カップなり買ったばかりのメジャーカップなりを使って、カクテル用に使うグラスの容量を計っておいてください。
TPOに合わせてグラスも変えたいと思っているなら、使う可能性のあるグラスはすべて計量します。
ただし、知りたいのはあくまでも見栄えがして、飲みやすい量がどれくらいかということですから、ミリリットル単位で正確に計量する必要はありません。
むしろ、後々のことを考えて(あふれない範囲で)できるだけ計算しやすい整数値にしておいてください。
いずれ納得していただけると思いますが、カクテル初心者に必要な道具というのは、結局このグラス以外にはないものなのです。
−★−
この原稿は役に立ちましたか? オンラインでの「立ち読み」でご満足いただけましたら一冊お買いあげいただければ幸いです。