Charlie's Cocktail BAR

  • −お酒は責任のとれる範囲で飲みましょう−

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よりよく飲むために(4)

もっとも、いずれにしても、もとより三杯も飲めば多量飲酒ということになってしまうのですから、メインはせいぜい一杯か二杯でやめるのが無難ですし、そのメインも入らないようなら、これはもうデザートや前菜を軽いものにしていくか、いっそのことメインは切り捨ててしまって、デザート一杯にしぼるのが吉なのでしょう。

デザートにこだわるのは、心の区切りをつけるため。必ずしも甘いものを飲むわけではないのですが、とにかく今日はこれで終わりなんだと納得できるものにしないと、また飲み直しかねませんので、「酔った」という感覚を演出するために強いものを飲むとか、ケーキのように甘い物を飲むとか(そのあと喫茶店に行ってコーヒーでも飲めば完璧――のように見えますが、これは二日酔いのもとですのでご注意をば)、あるいは値の張るウイスキーなどをいただいて、虚栄心を満足させたり、財布の中身からして「これ以上は使えないな」という気にさせるとか。

少なくともぼくの場合、バーで簡単でちょっと持ちのよい前菜カクテルを飲むのは、ぼくが来店したことで急にあれこれ忙しくなるバーテンダー氏の手を最初からあまりわずらわせないようにという配慮であり、メニューや酒棚を眺めて、その日のおすすめ(封を切っていない新品のお酒を見つけたら口元がゆるみます)を見逃したりしていないか確認するためなので、メニューを把握しきっている自宅で飲むなら省きますし、外で飲むときでも、心にどうしてもと決めたコースがあるときには省いてしまいます。

自宅で飲むときには、あれこれつくるのも面倒でしょうから、メインとデザートを一体化させて、カクテルを飲んだ、ということで満足するのが一番かとも思いますが、もう少し飲みたければ、たとえば先にウイスキーなどを飲んでから、最後にドランブイでも持ち出して締めのラスティ・ネイルなどつくるのもよいでしょう。メインとデザートの関係は守れますし、なんとしてもデザートを飲むぞという気持ちは、デザートを飲む余力を残して飲まなければという圧力にもなりますから。

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Permalink | 2005/08/15 08:59


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