掲載数は、タイトルにある178プラス、コンクール優勝作品などの13。
このクラスのカクテルブックとしては少なくない方ではありますが、ウチでいま索引を用意してある23冊のカクテル本のうち、この本にしか出ていないカクテルの数もちょうど13ですから、一冊目としてならともかく二冊目以降の本としてはいまひとつ魅力に乏しい感じがします。
掲載されているカクテルは基本的なものがほとんどですが、この時代に出されたものとしてはいささか古めかしさを感じさせるレシピですし(念のため、それがいいんだという声もあります)、また、写真にも感心できないものがいくつかあります。
索引にほとんど作り方を説明していないカクテルを載せているのも、慣れてくればそれでもわかるものですが、初心者にとってはかえって不親切なのではないかとも思います。
それぞれのカクテルについている背景説明などは「さすが」と人をうならせるものも少なくないだけに、なんとも評価のしづらい本です。
初心者は卒業した、という方が自分の足元をもう一度確認するために読むのにはちょうどよいかもしれないですね。