公には掲載数242ということになっていますが、だぶっていたり数えもらしていたものを合わせると若干数字が変わるようです。
ともあれ、ホテル系のドンとも呼ぶべき今井氏の監修とあって、なかなか目にする機会のないホテルメンのカクテルがいろいろ掲載されているのはありがたいこと。
缶&瓶入りカクテルまで紹介されているのには微苦笑を禁じえませんが、雑学もそれなりにまとまっていて、資料的価値も少なくはないと思います。
ただし、シリーズ一冊目のためか年末進行にぶち当たったためなのか、とにかくこの本には誤植?が目立ちます。ごくわずかなものなら見ぬふりをしてもかまわないのですが、こう多くてはいささか本の信頼性が損なわるような気がしてなりません。
ここに掲載するカクテル一覧では、誤植をあたう限りそのまま残してあります。
よほど直そうかとも思ったのですが、ホテルメンのカクテル名など、問い合わせないと直せませんし、まあ、たいした実害もないことでしょう。
いまどきソルティ・ドッグをドライ・ジンの、しかもビルドスタイルでつくるカクテルとしているくらいなので、収集癖のある方以外にはお薦めしません。
ただし、ウチでいま索引を用意してある23冊のカクテル本のうち、この本にしか出ていないカクテルの数は71もありますので、決して無価値な本ではありません。そのへん、誤解されませぬよう。