掲載数は、公称150のはずがどこをどう間違えたのやら153。
なりは小さいながらもセレクション、雑学ともになかなかの充実ぶりで、グラスや酒の説明といったありきたりのことから、ミニボトルの店、酒をうまくする本、果てはYahoo!で検索したものと思われるインターネットのURL集まで、監修者の興味の幅?がうかがえて愉快に思います。URLが古くなってしまいましたがうちの店を紹介してくださったことにはこの場でお礼申し上げておきましょう。
永田氏は、独立してご自身の店を持つ直前に、澤井慶明氏を監修にいただいて同じ成美堂出版から『カクテルの事典』を出していることもあって、今回のポケットガイドにも写真などずいぶん流用しているようです。
というより、『ポケットガイド』は年度が変わって多少増補したハンディ版『カクテルの事典』ととらえた方がよいかもしれません。
初心者が一冊目に買う本としては物足りない部分はありますし、『カクテルの事典』を持っている方にはいささか悩ましい本ではありますが、実用的な本であるのは疑いありません。
なお、ウチでいま索引を用意してある23冊のカクテル本のうち、この本にしか出ていないカクテルの数は10です。