なんといってもシェイカーがなければアキビンやタッパーウェアで代用してもよいとの一言が画期的。
まだ斜め読みしかしていないのですが、掲載カクテルの数は278(ただし、内容的には多少のダブリあり)。イラストはありますが、いまどきの本のような写真はなしで、なかなかふるっている一言メモがついているほか、最初の50ページほどには結構本格的な解説があって、とりあえずこれ一冊あればこと足りそうな感じは受けます。
ただ、何枚か載っているお姉さんたちの写真が――なんと申しましょうか――いまどきの娘さんたちからするといかにもあか抜けない感じがして、時代を感じさせますし、おまけに白黒とはいえ一枚(顔ナシで)乳首まで出ている写真もあるなど、細かなところであれこれ失笑。
いろいろな意味で興味深く読めそうな本ですが、いかんせん昭和年代の本なのでよほど運に恵まれないと入手は困難でしょう。
ただし、ウチでいま索引を用意してある23冊のカクテル本のうち、この本にしか出ていないというカクテルは83もありますので――古くなって紹介されなくなったものが大半なのでしょうけれど――有用性はいささかも失っていないと思います。