Charlie's Cocktail BAR

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リキュール小字典

織田義夫
1970.10
手に入れてびっくり。当時はきっとバイブルだったと思いますよ



偶然古本屋で見つけたのですが、昭和四十五年の本だからというよりおそらくは自費出版だからISBNがついていないのでありましょう。あまり広く出回ったとも思えませんのでこんなことを書いても役立たないかもしれませんが――

その後に出たリキュール本と違って本当に文字とちょっとしたイラストだけの「事典」というか「字典」なのですが、新書の大きさで都合250ページ弱のなかに450件ほどの項目が原語見出しつきで載っていて、原材料や製造元の名前、度数等々の情報のほか、小話やそれを使ったカクテルなどがふんだんに紹介されています。無理を承知で比較すれば福西英三氏の『リキュールブック』と講談社が毎年出している『銘酒事典』が組み合わさった感じですね。

ぼくが特におもしろいと思ったのは、もう国内では手に入らないようなリキュールの解説がしばしば見受けられることですが、洋モノに限らず屠蘇のことまで書いてあるという守備範囲の広さや、大切な項には惜しげなくページ数を割く編集方針にも大いに好感を持ちました。

この方はもう一冊『バーテンダー365日』という本を出されているそうなのですが、見つけたらぜひとも拝読したいものだと思わせられる一冊です。

Permalink | 2005/08/15 08:59


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