お好みで氷を入れたグラスにカンパリとスイート・ベルモットを注ぎ、必要ならあらかじめステアしてから、ソーダを注ぐ。
余分な飾りは必要ありませんが、レモンスライスを飾るとそれらしく見えると思います。
「苦い」という意味のアメールと「アメリカの(男)」という意味がかぶったカクテルであろうと言われていますが、こういうのはやはりイタリアーノ好みだよなあと、思ってしまうのは野暮なんでしょうね。
カンパリ&ソーダをやや甘く、複雑にした味。うちの流儀で行くならカンパリ&ソーダよりは薄めにつくった方が「らしく」なりますが、シャバシャバにはされませんように。ソーダを増やすくらいなら大胆にレモンジュースを足してください。うんと締まりますから。
細かな注意はカンパリ&ソーダのところに書いた通りですが、ぼくはカンパリとベルモットが等量というレシピより、苦味が強調されるカンパリ多めにベルモット少々というレシピの方が好きです。また、ソーダも、もちろん入れすぎはNGですが、少なすぎても甘さが残りすぎて重たく感じるようですね。適量はカンパリ+ベルモットと等量から、少し多めくらい。それ以上薄くするなら、カンパリ&ソーダを薄めた方がおいしく飲めると思います。
なにより大切なことなのは、ネグローニのところでも書いた通り、アメリカーノを飲むときは必ず塩気のあるものを用意しておくこと。なんならソルト・リムしてもよいです。シャバシャバにつくるときはその限りではありませんが、うちのレシピでつくるなら、塩気のあるものとあわせるといっそう引き立つはずですよ。