Charlie's Cocktail BAR

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コスモポリタン / Cosmopolitan

氷を詰めたシェイカーにウオッカとホワイト・キュラソー、クランベリージュース、ライムジュースを入れ、シェイクし、マティーニグラスに注ぐ。その方がお好みならステアでも結構です。

飾りは特に必要ありませんが、ライムスライスを飾ることもあります。

コスモポリタン。「国際人」「世界主義者」という意味を持つ一方で、どこにも故郷を持てない「根無し草」の意味もあったりする、いかにもアメリカ的なカクテルの一。

その由来については、たえ@さんのリクエストを受けて2002/08/06付けのよしなしごとに書いた通り、手元にある本の中では Paul Harrington がマサチューセッツ州プロヴィンスタウンのゲイ・コミュニティで生まれた説に傾いているようですが、正確な由来は例によって闇の中。ただ、比較的新しいカクテルであるのは確かなことで、1980年代の、ケープ・コッダーシー・ブリーズをはじめとするクランベリージュースを使ったカクテルが流行した頃の生まれだろうとは思います。日本ではクランベリージュースを常備しているバーが少ないせいか知名度が低いですが、アメリカでは「コズモ」と略され(日本語では「コスモポリタン」と表記するのが通例ですが、もう少し英語風に読めば「コズモポリタン」ですから)、フルーツ・マティーニの一種ととらえられている定番中の定番ですね。

マティーニなのにシェイク? マティーニなのにウオッカ? マティーニなのにキュラソーにクランベリー?

その善し悪しはさておき、それも最近では「マティーニ」なんですよ。

まきさん、リクエスト感謝です。

さて。

コスモポリタンは、大きく分けて二通りの作り方があります。ひとつはカミカゼのバリエーションとして、ウオッカ+ホワイト・キュラソー+ライムジュースに色づけのクランベリージュースを加えたものととらえるやり方。もうひとつは、もう少しクランベリージュースの役割を大きくとらえるやり方。

ここでは「マティーニ」であることの縛りを忘れて、ある程度クランベリージュースの風味が強く出るレシピを選びましたが、ホワイト・キュラソー以下をすべて等量にし、もう少しウオッカを増やしたレシピや、さらに進んでクランベリージュースはほんの色づけに入れるだけで、キュラソー(とウオッカ)を増やしてホワイト・レディマルガリータの流れに乗せるレシピを選んでもそれぞれの味になります。

いずれにしても、市販されているクランベリージュースは果汁の含有量が20〜30%程度の品が多いですから、ホワイト・キュラソーや(生の)ライムジュースを増やすとすぐに個性が隠れてしまいます。クランベリーの味を活かすなら、ホワイト・キュラソーもライムジュースもクランベリージュースの濃さにあわせて加減してください。今回は急いでいたので20%の品でしか試しませんでしたが、ホワイト・キュラソーにコアントローを選ぶならかなり控えめにした方がまとまりやすいようです。

また、ここでは通常のウオッカしか使いませんでしたが、アメリカではしばしばシトラス・ウオッカを使っています。

参考資料

Permalink | 2005/08/15 09:00


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