Charlie's Cocktail BAR

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ガルフ・ストリーム / Gulf Stream

氷を詰めたシェイカーにウオッカとピーチ・リキュール、ブルー・キュラソー、グレープフルーツジュース、パイナップルジュースを入れ、シェイク。

巷ではロック・グラスなどに注いでオン・ザ・ロックスで供することが多いようです。

ガルフ・ストリームが「メキシコ湾流」のことだというのはよく知られた話ですが、ではその色は、というと、なまじカクテル好きでカクテルブックの写真を見たことがある方ほど誤解されているのではないかと思います。

メキシコ湾流は、ヘミングウェイが生前「青い川」と呼んだという逸話が残るくらい青みの強い流れです。緑ではありません

そのことは、同じ暖流である黒潮の名の由来を考えてみればより明瞭になると思います。西ヨーロッパ諸国が高緯度の割に温暖なのは広義のメキシコ湾流、より厳密に言うところの北大西洋海流という暖流のおかげだというのはよく知られた話ですよね?

緑色をしているのはむしろ親潮に代表される寒流の方です。

なのに……と言うのは止しますが、ガルフ・ストリームを模したいのであれば極力青みを強くつくるべきですね。一般に出回っているレシピではグレープフルーツジュースの量が倍になるのですが(全体の分母を10にして、グレープフルーツジュースの分子のみ4に増やすと一般的なレシピになります)、そうしてしまうとどうしても緑が強くなってしまいますから、ここでは思い切りカットしてあります。これでもまだ緑がかってしまいますが、味を変えずにその問題を打開するにはレッド・キュラソーを垂らすくらいしか思いつきませんでしたので、ここではそれ以上いじっていません。

興味がある方は、いささかくどくなりますが、ピーチ・リキュール(か、パイナップルジュース)を控えめにしてクランベリージュースを1tspほど垂らしてみるとまた違った雰囲気が楽しめるでしょう。実験を終えてこれを書いているいま、「ピンク・グレープフルーツを使う手があったのかも」というアイディアが脳裏を駆けめぐっているのですが、いい加減お腹もたぷんたぷんですので(^^;)、その実験はみなさんにおまかせします。

いずれにしても、ここに挙げたレシピのうち、ピーチ・リキュールとパイナップルジュースは正確な分量より心持ち控えめにつくる方がおいしいと思います。というか、個人的にはそれぞれ半分でもよかったかと思うくらいです。

入れるグラスはお好みで。ジュースの量を減らした分、カクテルグラスに入れてもさほど違和感のない分量でつくれるようにはなっていると思います。

参考資料

Permalink | 2005/08/15 09:00


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