Charlie's Cocktail BAR

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ブラディ・マリー / Bloody Mary

よく冷やしておいたウオッカを氷を入れないグラスに注ぎ、トマトジュースを足す。

あとは塩、胡椒、その他ありとあらゆる調味料を駆使して自分好みの味を組み立ててください。キュウリやセロリのスティックでかき混ぜるとなお本格的です。

「血まみれのマリー」とはまた物騒な名前。

この二つ名を奉られた女性は何人かいるのですが、有名どころはやはり十六世紀、宗教改革の時代にイギリスの女王となり新教徒を迫害したというメアリー一世でしょう。スペイン王フェリペ二世と結婚し、売国奴とののしられながらの五年あまりでした。

ありふれた名前だからとはいえ、歴史に名の残ったマリーさんには血のにおいがぷんぷんしています。キリストを産んだという聖母マリアに始まり、マリー・アントワネット(フランス王ルイ十六世の后)やマリー・ルイーズ(ナポレオン・ボナパルトの后)、マリア・テレジア(ポーランド分割にかかわったオーストリア大公)といった女傑もいました。

さて。

世の中にはこだわりの一品を求めて突拍子もないことをする御仁が少なからずいるものですが、ブラディ・マリーもまたなかなか興味深いバリエーションに富んだカクテルです。

オーソドックスなところでは塩、胡椒、それからウスターソースにトマトケチャップ、タバスコを足すくらいですが、エスカレートすると、カレー粉、ホースラディッシュ、バーベキューソースと進み、最後は大根おろしに行きつくとか行きつかないとか。
トマトジュースも、ただのトマトジュースでは物足りなくて、野菜ジュースやハマグリのエキスが入っているクラマトジュースというのを使ってみたり、ビーフブイヨンを足してスープ風にしてみたり。そういえば日本酒を加えるというレシピもありました。
ウオッカも、ただのウオッカではなくペルツォフカなどの唐辛子ウオッカが使われたりすることもままあるようです。
もちろん、それぞれにひねりのきいた名前がつけられていることは言うまでもありません。

ヘルシーなサラダ感覚がうけたブラディマリーは、一種、カクテルの無法地帯と言ってもよいでしょう。

とりあえず、トマトジュースが有塩のものか無塩のものかは確認しておいてください。
その上で、さっぱりとした味がお好みでしたらレモン(ジュース)を少し垂らすことをおすすめします。

あとはもう、いかようにでも。
できれば、人にも飲ませられるようなカクテルをつくってくださいね。

参考資料

Permalink | 2005/08/15 08:59


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