Charlie's Cocktail BAR

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カーディナル / Cardinal

氷を入れないグラスに赤ワインを注ぎ、クレーム・ド・カシスを加える。軽くステア。順番は逆でも結構です。

飾りは特に必要ありません。

キールの故郷ディジョンから、ロマネ・コンティやシャンベルタン、モンラッシェ、ムルソーらの控えるコート・ドール(黄金の丘)、プイイ・フュイッセで有名なマコンを抜けて、リヨンの一歩手前に控えるボジョレーまで、計約二百五十キロ。ワイン好きなら一度は訪れてみたいワイン街道ですが。

中央部の錚々たる面々に比べると、両端は、いささか話題に乏しいというか、パッとしない感じも受けます。

だから、なのか。
ディジョンのキールが白ワインベースなら、ウチは赤ワインでやってみようと、言ってボジョレーの人たちがPRし始めたのがこのカーディナルであるとかないとか。見栄えはやっぱりいまいちなのですが、なるほど似合いの組み合わせです。

本当は、ヌーヴォー祭りに合わせて掲載できるはずだったのですが、雑事に紛れて機を逸したというところ。でもまあ、これからの季節、赤ワインを飲む機会も増えることですし、覚えておいて損はないカクテルでしょう。

さて。

発信地がボジョレーということもあって、ワインはごく軽めの、フレッシュな感じがするもの、誤解を恐れず言えばガブガブ飲めるタイプがよいでしょう。
というか、有り体に言って渋味が強い高級赤ワインではうまくありません。
イタリアやスペインの安ワイン、あるいは国産の赤ならまず大丈夫。カリフォルニアやチリ、オーストラリアのワインでも、カベルネ・ソーヴィニョン(Cabernet Sauvignon)ないしクラレット(Claret)と書いてなければいけると思います。

その他、つくる上での注意は、キールとまったく同じと言えます。

ひとつ注意しておきたいのは、このカーディナル、ボジョレー地区の人々の宣伝にもかかわらず、世界的にはたいして認知されていないということ。国内でも、福西英三氏の著作を読んでいるバーテンダー氏なら案外すんなり作ってくれるでしょうが、ことニューヨークなどではラムベースのまったく違うカクテルが出てきます。

参考資料

Permalink | 2005/08/15 09:00


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