Charlie's Cocktail BAR

  • −お酒は責任のとれる範囲で飲みましょう−

[玄関] [履歴] [メニュー] [検索] [本棚] [カクテル講座] [はばかり] [はしご]

ギムレット / Gimlet

お好みでグラスのふちをライム(ジュース)でしめらせ、グラスの半分にだけ砂糖をつける(シュガー・リム)。

必要ならライムをしぼり、氷を詰めたシェイカーによく冷やしたジンとライムジュースを入れ、シェイク。

ライムの切れっぱしを落とすこともあります。

ギムレットもまた論争の多いカクテルの一です。

いまさらレイモンド・チャンドラーを引き合いに出すのも野暮ったいですが、それでもギムレット・ファンの中にはかたくなに「ジンとローズのライムジュースを半々に。それが本物」と主張してやまない方もいらっしゃいます。

その是非はジン&ライムの方で問うていますが、ギムレットに加える砂糖(シロップ)の量もマティーニにおけるドライ・ベルモットです。もちろんギムレットはライムでつくらなくっちゃいけません。

ライムがない?
それはもう、ハードボイルドを気取ってあきらめるしかないですね。それが、たぶんみなさんが飲みたいと思ったギムレットというカクテルでしょうから。

さて。

ぼくがここでシュガー・リムをしたのは砂糖の量を自在に調整できるようにしたかったためで、もちろんシュガー・リムするかわりに適当な量の砂糖(シロップ)をいっしょにシェイクしてもかまいません。混じりやすさからいけばシロップ、それもガムシロップではなく、あればサトウキビからとったシロップを使うとくさみがなくてよいのですが、この加減、かなり微妙です。

甘味をまったく添えずにつくると、そのままではちょっと味がきつく感じられるかもしれませんが、甘くしすぎては取り返しもつかないことですし、シュガー・リムとあわせて適宜甘味をおぎなうくらいのつもりでいた方が自宅派には気楽なのかも。

瓶詰めのライム・ジュースを使うときは、それが甘味料入りかどうかをよく確かめておいてください。鮮やかな緑色をしているジュースは間違いなく甘味料(と着色料)が入っています。

少なくとも錐のようにシャープなギムレットをつくりたかったら、甘味料入りのジュースはカクテルがほんのり色づく程度にとどめるのが無難でしょう。

甘くなるのを覚悟で、ライムの味がしてくるまでたっぷり注ぐという手もありますが、それならシェイクではなくステアの方が透明感が出る分、きれいでよいです。というか、はっきり言ってビルド・スタイルのジン&ライムで十分な気がします(実際にステアしてみるとわかると思うのですが、素人が半端にステアすると、ライムジュースを減らしたときに特有のくさみが出てきてしまいます。この辺はジン&ライムの項をご参照あれ)。

逆に、生ライムのジュースや100%ジュースを使うのであれば、いずれにしても多少曇るのですから、シェイクしてまろやかにした方が飲みやすいと思います。

ギムレットにするジンは、個人的には柑橘系の華やかなものの方がおいしいと思いましたが、この辺は趣味の問題でしょうね。

ビフィーターやゴードン、マラッカ・ジンで試しながら、プリマス・ジンでつくるとまた違うのではないかと思いつつ、ちょうど品切れだったもので、試せずじまい。伝承に言う通り英国海軍でつくられたのであれば、当然プリマス・ジンでつくられていたんじゃないかとは思うんですが。そのうち仕入れたらまた試してみます。

参考資料

Permalink | 2005/08/15 08:59


Cha.への伝言板

ボケでもツッコミでもご自由に。質問がある方もこちらへどうぞ。
でも、仮名で結構ですからお名前くらい教えてくださいね