Charlie's Cocktail BAR

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ロング・アイランド・アイス・ティー / Long Island Iced Tea

お好みで氷を入れたグラスによく冷やしたジン、ウオッカ、ラム、テキーラ、ホワイト・キュラソー、シロップ、レモンジュースを注ぎ、コカコーラを足す。

余分な飾りは必要ありませんが、レモンスライスなどを飾るとそれらしく見えると思います。

「思い出の味」というのがあります。

いつ、どこで、だれと、どんな風に飲んだ(食べた)のか、定かに思い出せるとは限らないのですが、それを口にしたとたんに懐かしく感じられる味――あるいは、「こんなのじゃない!」とつい叫びたくなってしまう味。

そんな思いをさせてくれるのは、「おふくろの味」ばかりではありません。××生のころ、親に内緒ではじめて買ったお酒の味とか、何気ない一言でぱっと視界が開けたような思いをさせてくれた人と飲んだお酒の味とか――いつも意識しているわけではないのですけれど、ふとした拍子に「似て非なるもの」を飲んでみたとき、まざまざと思い出されることがあります。

久しぶりにつくってみて実感したのですけれど、ぼくにとって「紅茶の味のするロング・アイランド・アイス・ティー」というのはそういう「思い出の味」のひとつだったようです。

もしかすると美化された思い出なのかもしれませんけれど、なんというか、いくらつくっても納得のいくものができずじまいで欲求不満ばかりがつのるこの頃。「それなりのもの」にはなるのですがねえ……。

ともあれ、また一年が過ぎようとしているので見切り発車することにしました。一年遅れになってしまいましたが、ぽらりすさん、リクエストありがとうございます。

さて。

巷の本にはよくジンからテキーラまでを15ml、ホワイト・キュラソーを2tsp、レモンジュース30mlにシロップ1tsp、コーラ40mlなどと書いてありますが、これはあくまでも便宜的にこう書いているだけのことで、この通りにつくっても「紅茶の味」がすることはまずないんじゃないかと思います。

かく言う上のレシピも(いつも以上に)便宜的なもの。実際にはもっと微妙な調整が必要なので、本当は分数表記では書けないのかもしれません。

ただし、あらかじめ念押ししておきますが、これはあくまでも「紅茶風味の長島冷茶」をつくれるかどうかの問題であって、一般的なおいしいおいしくないの問題ではありません。巷のレシピに忠実につくっても、それなりにおいしいものはできますので誤解されませぬように。

さて本題。

まず、ホワイト・キュラソーは、どの銘柄を使うかにもよるのでしょうが、入れすぎるとほぼ確実に失敗するように思います。ただ、省いてしまうとらしさが出なくなるので、ごくわずか、味や香りを支配しない程度に入れてください。

また、癖が強そうだからと言ってテキーラの量を減らし過ぎてもいけないようです(もちろん増やしすぎてもいけないのですが)。ジンとウオッカは心持ち多め。コーラと相性のよいはずのラムは、少なめの方が味がぼけずにすむような印象を受けました。今回はサトウキビのシロップを使ったので、割を食って1tspという扱いになっていますが、本来はもう少し多く入れても大丈夫でしょう。

肝心かなめはシロップだと思います。巷のレシピで1tspという扱いになっているのはホワイト・キュラソーに日頃はお薦めとされるコアントローよりも甘いものを使っているためではないかと思うのですが、特にコアントローを使う場合はかなり思い切りよく入れた方が(シロップ入り)アイスレモンティーらしい味になります。ぼくはサトウキビのシロップを愛用しているのですが、もちろんなければガムシロップで結構です。

コカコーラは、入れすぎるとコカコーラの味しかしなくなりますので、ロングドリンクの常識(アルコールの二、三倍)よりはかなり控えめに入れてください。
当然ながら、結果として、長島冷茶はかなり強いカクテルになります。うまくいかないなあなどと言いながらあれこれ試すとあっという間に酔っぱらいますのでご注意をば。

参考資料

Permalink | 2005/08/15 08:59


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