お好みで氷を入れたロックグラスなどに、よく冷やしたジンとベルモット、カンパリを入れ、数回ステア。
しょっぱめのつまみと一緒に飲むのであれば、氷を含め、余分な飾りは必要ありません。
そのまま楽しむのであればスライスオレンジ(なければレモン)などを入れると風味が増します。
山ウドの酢味噌漬けとマッチしてしまうという、これは実に不思議な酒です。
イタリアのネグローニ伯爵が好んだためその名をいただいたというこのカクテル、つくり方もグラスに材料を入れてかき混ぜるだけとごく手軽なものですし、ぜひ日本のお父さんたちにも一度試してほしいものです。
食前酒にしては甘すぎると、最初は思うかもしれませんが、だまされたと思って梅干しでもかじってください。これが意外とすすみますから。
さて。
カクテルブックにはふつうジン、カンパリ、ベルモットを等量入れると書いてあります(し、たぶんそれが伯爵公認のレシピなのです)が、ごく手軽につくりたいときは上のレシピの方がバランスがとりやすいように思います。
出来上がりの度数は決して低くはありませんが、ジンさえあらかじめ冷凍庫で冷やしてさえあれば常温でもアルコールくささは感じませんので、あえて氷で冷やすこともありません。
冷やすと苦味が表に出てきますので、氷を入れる場合は伯爵公認レシピ(すべて等量)にした方がまとまりやすいです。
どちらを選ぶかは好みの問題ですが、いずれにせよこのままではなにかもう一味足りませんので、食物の方で酸味ないし塩分などをおぎなってやるとうまく飲めます。
ごく少量であればスライスオレンジの代わりにオレンジジュースを垂らしても結構ですが、入れすぎると味がぼけるのでご注意ください。
また、ウドの酢味噌とはマッチしますが、マグロの刺身は無理だと思います。
飲みやすいのでついつい日本酒のように飲んでしまいますが、結構度数が高いということもお忘れなきよう。