氷を詰めたシェイカーにライ・ウイスキーとライムジュース、グレナディンシロップを入れて、シェイク。
飾りは特に必要ありません。
ニューヨーク。
またの名をビッグ・アップル。メルティング・ポット。
いずれも、どんな夢や希望でも迎え入れられる魅力と度量をうかがわせるネーミング。
ニューヨークは、実にカクテル向きの街と思います。
そんなニューヨークの、黄昏時をイメージしたかのようなこのカクテルを本場のニューヨーカーたちはあまり飲まないそうです。
ニューヨークを飲むのは田舎っぺ。本当の魅力はマンハッタンやブロンクスの中にあるのさ──。
あなたは、ニューヨーク派ですか?それともマンハッタンの方が好きですか?
さて。
ニューヨークに使うウイスキーも、マンハッタンのときと同様ライ・ウイスキーが一番と思います。二番目は、これも同じく、いささか軽くなりますがカナディアンでしょう。
銘柄によっても異なりますが、バーボンを使うといかにも野暮ったいお上りさんを思わせる味になります。
グレナディンシロップは、味から言うと 90ml のカクテルグラスに 1tsp くらいまでなら許容範囲。ただし、見て夕焼けを思わせるような色合いになるのは 1/2tsp くらいまで。
色を重視してつくったときに、酸味が強すぎてギスギスするようでしたら透明のシロップを 1/2tsp ほど追加してもよいと思います。