リキュールグラスあるいはショットグラスに、ブランデーを八分目まで注ぐ。レモンスライスをグラスの蓋になるように置く。
小振りのグラスや、計量カップ、スプーンなどを使って砂糖をかため、レモンスライスの上にくずさないようにのせる。
ニコラシカは文字通りの意味で飲むときにつくるカクテルなので、甘味酸味の細かなバランスは口に入れてからのかじり方で調節します。
ニコラシカを、英語で書こうとするとつづりに悩まされるとか。少なくとも七通り以上の表記があると言われています。
レモンスライスを、上にのせてある砂糖ごと口に放り込み、ぎゅっとかじったら、おもむろに口を開け、ストレートのブランデーを流し込む。とても上品とは言えない飲み方ですし、弱い方にはおすすめできないのですが、なるほどニコラシカはうちのような立ち飲みバーにはぴったりのカクテルです。
賭勝正夢さん、リクエストどうもありがとうございました。
さて。
砂糖は、一般には固めやすい上白糖を使うとよいと言われていますが、見た目にきれいなほど砂糖を大きくかためるといささか甘すぎるきらいがあります。型をつけようとさえ思わなければ上白糖のかわりにグラニュー糖や三温糖を使ってもかまいません。デザート代わりというのでなければ、レモンスライスの上にさらりとスプーン一杯分の砂糖をのせるだけで十分でしょう。余分な砂糖は灰皿にでも捨ててください。
一度口に入れたレモンを出すのに抵抗がある、あるいは残留農薬が気になるという方は、レモンスライスの皮をあらかじめむいてください。砂糖をたっぷり使いたいときはレモンを厚めにスライスするのをお忘れなきよう。種はかならず取り除きましょう。
上では「口に放り込み」なんて書きましたが、本当は口に放り込む必要はありません。二つ折りにしたレモンで砂糖を押さえつつ、レモンの実の部分と砂糖とを食いちぎったってOKです(もっと上品にしたかったら、軽く噛んで汁を吸い出すだけでもよいでしょう)。
ブランデーは、最高級品を使う必要こそありませんが、自分がストレートで飲みたいと思える程度のものは使ってください。
グラスの口がすぼまっている必要はまったくありません。