氷を詰めたシェイカーによく冷やしたジンとアプリコット・ブランデー、オレンジジュースを入れ、シェイク。
飾りは特に必要ないですが、好みに応じてオレンジやレモンを飾ってもよいと思います。
パラダイス、楽園というものは万国共通だと、言うわけではないのでしょうけれど、古くからある割にはレシピのぶれが少ないカクテルです。
だから、というべきか、それなのに、というべきか。
だれが、いつごろ考案したかは定かではなく、広い地域で綿々と飲み継がれてきたことだけがわかっているという。
仏教徒が飲んだくらいでは変わらなかった天国の味。イスラム教を奉ずる人たちが飲めずにいるのは、ちょっと残念なことかもしれません。
さて。
レシピのぶれが少ないパラダイスですが、ジンの量はかなりの増減が許容されます。
実際アプリコット・ブランデー・ベースとされることもあって、ジンは他のカクテルとの区別のため申し訳程度に入っているだけのようなレシピもあります。
ここではあまり天国が辛口では寂しかろうというくらいの理由でジンの量をおさえてありますが、アプリコット・ブランデーの種類によってかなり甘さも変わってくるので、ジンの量は適当に変えてください。
ただし、甘いからというだけの理由でジンを増やすのはナンセンス。
まずはオレンジジュースの酸味に気をつけましょう。
どうしても酸味が足りない場合はレモンジュースなどを少量加えても結構ですが、基本的にこのカクテルはオレンジジュースの酸味で味をまとめるものです。そのまま飲んでも甘ったるいようなジュースでは、いささか役不足。
やはりここは酸いも甘いもかみ分けた大人?のオレンジジュースが欲しいところです。