氷を詰めたシェイカーによく冷やしたジンとシャルトリューズ・ヴェール、レモンジュースを入れ、シェイク。
余分な飾りは必要ありません。
春、と言ってもほこりに弱いぼくにはあまりよい想い出はない季節なのですが、このうららかな陽射しを浴びて、庭の雑草の萌え出すのを見ると(桜なら、散った後の葉桜がよいですね)、なんとなく長閑な、くつろいだ気持ちになります。
このスプリング・フィーリングというカクテルは、休日の昼下がり、ぜひ草のにおいのする縁側で飲んでください。
とろんとしてきたら、もちろん次はお昼寝の時間。くさぐさの雑事は忘れて、気だるい午後をお楽しみください。
w-bannoさん、遅くなりましたがリクエストどうもありがとうございました。
さて。
数年間の熟成を経て得られるシャルトリューズの高貴な香りを、その辺で売っている安物ジンのにおいで壊さないこと。
スピリッツが二、リキュールが一、レモンジュースが一という実にオーソドックスなスタイルのカクテルであるだけに、いくらかでも慣れてくるとそれなりの味にするのは難しくないものなのですが、ジンの選択を間違えるとどうにもおさまりの悪い味になります。
華やかな薬草風味はシャルトリューズの方にまかせて、ベースのジンにはベースらしい落ち着いた雰囲気をかもしださせてあげたいものです。
その上で、シャルトリューズの香りが苦手という方、あるいはアルコール度数にして五十五度もあるというシャルトリューズ・ヴェールでさえ甘すぎるという方は、もう少しリキュールの量を減らして、ジンないしレモンジュースを増やすとよいでしょう。いずれにしても強いカクテルですので、ゆったりした気分のときに飲んでください。