あらかじめ室温に戻しておいた卵を卵黄と卵白に分け、まず卵白を軽く泡立て、耐熱性のグラス(カップ)に移す。卵黄は軽くほぐしてから砂糖を混ぜ、同じく軽く泡立ててから卵白の入っているグラスに移す。さらにブランデー、ラムを加えて、グラスの中でよくかき混ぜてから、ホットミルクを静かに注ぎ、最後に軽くかき混ぜておく。
ナツメグをふりかけてもよいですが、刻んだチョコレートチップやココアの粉などをふりかけるのも素敵なものです。
冬、というかクリスマスの飲み物として定着したせいか、「トム&ジェリー」はホットでつくるのがバーでの主流。
問題は、どこで「エッグノッグ」との差をつけるか、なのですが。
ぼく自身は、あのマンガ(アニメ)のように、卵黄と卵白がドタバタを繰り広げてこその「トム&ジェリー」である、と思っています。この手間を楽しみましょうね。
季節がほぼ一巡してしまいましたが、tamaさん、リクエストどうもありがとうございました。
さて。
ここに挙げたレシピはエッグノッグのバリエーションと考えたときのものですが、ホットミルクの量をぐっと減らしてケーキ風につくることもあります(この場合は常温のトム&ジェリーと同じようにつくってもよいでしょう)。
ただ、このレシピではあたかもビールのように泡と液体の層が分かれますので、あまり硬く泡立てすぎない方がよいのかもしれません(ここは研究の余地があるなあと思います)。
ホットミルクは、あたためすぎると卵が固まってしまうので要注意。
牛乳の代わりに、お湯やコーヒーを使うこともあります。
グラスに直接つくるかわりにシェイカーを使うこともありますが、この場合卵や牛乳が入っているからと言ってハードシェイクしようとしないこと。最悪の場合、ボディとストレーナーが分解してあたり一面ミルクだらけ、ということになってしまいます。
シェイクはせいぜい軽く二、三回というところです。
なお、ブランデーとラムの比率は逆でもかまいませんし、等量でもよいでしょう。好みに応じて変えてください。常温のに比べると甘苦い感じが強まりますので、砂糖が欲しくなる方もいるかもしれません。