氷を詰めたシェイカーによく冷やしたジンとホワイト・キュラソー、レモンジュースを入れ、シェイク。
余分な飾りは必要ありません。
日本以外の国では卵白を混ぜることも多いようです。
甘味と酸味、そしてアルコールのコク。
スピリッツが二、ホワイト・キュラソー、レモンジュースがそれぞれ一という組み合わせは、カクテルの基本と言ってもよいでしょう。
ブランデー・ベースのサイドカー、テキーラ・ベースのマルガリータとともに、ジン・ベースのホワイト・レディはその名前の清楚さも相まって人気の高いカクテルの一です。
そんな人気者のカクテルだからきっと世界中同じレシピであるだろうと、思っていたらこれがそううまくはいかないようです。知らないお店でホワイト・レディをたのむときは、ちょっとレシピを確認してみた方がよいかもしれません。
さて。
ホワイト・キュラソーにはコアントロー社のものを使っています。
ただし、コアントローという名前が独り歩きしてしまっているため誤解なさっている方もいらっしゃるようですが、コアントローはホワイト・キュラソーの一銘柄にすぎません。コアントローが手に入らない場合は、ほかのメーカーのホワイト・キュラソーを使ってください。
また、トリプル・セックという名前のリキュールもおおむねホワイト・キュラソーと同じと考えてよいでしょう。
コアントローを使った場合、できあがりのアルコール度数はだいたい三十度。名前の割になかなかしたたかなカクテルです。少し弱くしたいときは、ホワイト・キュラソーの銘柄をもう少し度数の低いものに変えてください。
ただし、その場合、たいていは甘くなりすぎますのでキュラソーの量はやや控えめに。
「白い貴婦人」は甘味と酸味のバランスが身上です。