Charlie's Cocktail BAR

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ずっとバーテンダーをしていきたいのですが、NBAに所属したほうがいいのでしょうか?将来の為、知名度を上げるために都内のバーで勤めることが本当に良いのでしょうか?すごく今迷っているので是非アドバイスをお願いします

(by ショコラ)

結論から言うと、どちらも必要はありません。ただし、そうしたいというのを止めるつもりもありません。

まずNBAについてですが、所属するメリットはコンクールに出場しやすくなるというその一点につきるでしょう。内輪向けの機関誌を読めるとか、勉強会に参加できるとか、確かにそういう利点もあるにはありますし、こういう公的機関に所属しておくと社会保障の点で何かと便利なのも(たぶん)本当なのですが、彼らのサイトを見ればおわかりの通り、会員数はせいぜい一万人に過ぎないのですから、別にコンクールに出たいという気もなく、地域のお客様に自分なりのサービスを提供できればそれでよいということであれば、他の大多数のバーテンダー氏と同様、所属せず独立独歩でやっていく道を選択してもさほど不都合があるようには思えません。

もう少し個人的な感情を表に出しますと、あまり大きな声では言いませんが、この団体はかなり「ヘン」ですから、入るならそれなりの覚悟はした方がよいかもしれませんよ、とは書いておきます。山崎氏の『すすきのバーテンダー物語』には過去のいきさつが結構詳しく書かれていますから、興味があるならご一読をば。

それから、知名度を上げるために都内のバーで、という話。将来本を出したいとか、銀座で芸能人やら企業の重役やらを相手にしたいというなら話は別ですが、地域のお客様に自分なりのサービスを提供できればそれでよいということであれば、それこそこれっぽっちも必要ないですね。

だいたい知名度って、誰に対する知名度ですか? グルメ雑誌の編集者さん? そういう雑誌片手に(ふつうは一度だけ)お店を確認しに来る「観光客」?

都内が地元で、都内(ないし首都圏近郊)でずっと仕事をしていくつもりがあるなら、一から自分のお店を持つより、都内の多少大きなお店で働いてお客さんをもらってきた方が多少リスクは少なくなるかもしれませんけれど、地域が異なるのであれば、その67にも書いた通り自分の地元にまでついてきてくれる人なんてほんの一握りもいればいいところなんですから、都内のバーで修行する必要なんてないですよ。

まあ、観光客向けのお店のように一見さんをメインの客層に据えて商売するならある程度の知名度(というか、メディアへの露出)が必要でしょうが、たいていの場合、お店を支えてくれるのは用があるでもないのに足繁く通ってくれる地元のお客さんなのですから、個人的には知名度なんて気にせず、我が道を行っていただければと思っています。

というか、コンクールで優勝するなどして半端に知名度を得たがために天狗になってダメになったバーテンダー氏って山ほどいると言いますから、知名度を求めるのもほどほどに、というところでしょうか。

な〜に、いい仕事をしていれば何をせずとも知名度って上がるものですよ(笑)

(by Cha.)

Permalink | 2005/08/15 09:00


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