Charlie's Cocktail BAR

  • −お酒は責任のとれる範囲で飲みましょう−

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今 パブで働いています。バーを経営したいので資金作りと接客や営業トーク、お酒のことや自分の固定客をもっていこうと日々勉強、頑張っています。はじめる時のお酒の種類などどのくらい準備したらよいのでしょうか?

(by 志乃)

これはもう開きたいお店次第としか言いようがありません。いわゆるオタク層をターゲットに「うちにない酒はない」と豪語するようなお店を目指すなら数百数千の単位で必要でしょうが、メインはウイスキーのボトルキープでカクテルはちょこちょこと作れればOKというお店であれば二、三十種類もあれば十分でしょう。『五本で〜』本にも書きましたが、とりあえずカクテルブックに載っているレシピくらいはカバーしたいということであれば、だいたい五十〜六十本、ベースになるスピリッツ類をストレートに近い飲み方で飲む客層を見越して多めに見積もっても百本あればまず一般的な注文には対応できると思います。

もっとも、これはあくまで理想論で、実際には店舗を見てみないと何とも言えない部分が大ですね。後ろにずらりと棚を並べてあるようなお店を借りたら、そりゃあ無理してでもその棚に何か入れなければという気になるでしょうし、作りつけの棚などなく、カウンターにお酒を並べていかないといけないお店であれば、見せられるお酒の数はかなり制限されるでしょう。回転率の良いお酒であれば当然予備を用意するスペースも考慮しないといけませんし、ノンアルコール物件やフード関連をどうするかもからんできます。

ただ、一般的に最初から背伸びをして無理な本数を集めることはないと思いますよ。とりあえず売りたい、あるいは売れそうなお酒をピックアップして、あとはお客さんのリクエストに応じて増やしていけば十分です。来るお客さんが揃ってカクテルなんぞいらんと言っているときにカクテルの準備をしたって始まらないですし、逆に、そのような準備をすることでそれまでついてくれていたお客さんが離れてしまう(お客さんに「この店主は、カクテルを飲まない自分に満足していないのだな」と思わせてしまう)ということだってありうるのですから。

もちろんそれをひっくり返せば、最初に用意したお酒に満足してくれたお客さんが最初の常連さんになってくれるということですから、あまりにありきたりなお酒しか置かないというのもどうかなということにもなりますが、そうすると今度はそのありきたりでないお酒を仕入れるための酒屋さんが見つかるかどうかとか、何を売りにしたいのかという店主の知識や個性という話になりますから、それこそ実際に開こうとしているお店次第としか言いようがない、と(^^;)

なんにせよ、こういう問題に正解とか模範解というものはないですよ。多少は成功しやすくなる解くらいはありますが、それも時代によって、場所によって変わりますし、そんなマニュアルに従いたいのであればどこかのフランチャイズを得るとか、いまお勤めのところで上を目指すことを考えた方がよいと思います。こういうのをあれこれ考えるのもお店を開く楽しみのひとつですから、売れ筋と自分らしさとにうまく折り合いをつけながら、目一杯楽しく悩んでください(笑)

(by Cha.)

Permalink | 2005/08/15 09:00


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