Charlie's Cocktail BAR

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だいたいにしてぼくは粗忽者なのですが、先日、仕事の原稿を送っていただいているうちにファックス用紙を切らしてしまうというドジを踏みました。そういえば確かに以前ファックスを受けたとき用紙の両端に赤い帯があったような記憶もあったのですが、なにせファックスなど滅多に使わないものでこれが用紙切れの合図だということに思いが及ばなかったようで。

そんなぼくですから、たぶん買い置きもどこかにはあったはずなのですが、すぐに次の用紙を出せるはずもなく、電話でごめんなさいして用紙を買いに走ったのですが。

そのときに、あろうことか「申し訳、ございません」などと口走ってしまったのが気になって気になって(読点が入っているのは、一瞬口ごもったからです)。

いえね、申し訳ないと思った気持ちが相手に伝わったであろうことは疑っていないのですが、何だかの本で「申し訳ない」というのは「申し訳」+「ない」ではなく「申し訳ない」で一つの形容詞なのだという話を読んで以来、ぼくの言語感覚では「申し訳ございません」というのはとんでもなく変な日本語に聞こえるのですよ。

言われてみれば、確かに「申し分ない」というのを、いかに丁寧に言いたいからといって「申し分ございません」とは言わないわけです。どうしても丁寧に言いたければ「申し分ない××ですね」とか「申し分のない××でございますね」とか言うものでしょう。

「申し訳ない」も同様で、本当は「申し訳ないことを(いた)しました」とか「申し訳ないことでございます」と言うのが正しい言い方――

なんて言ってみても、こう「申し訳ございません」がはびこっていては、そのうち「正用」が「廃用」になってしまうのかもしれません。「ら抜き言葉」なんかも、気になって仕方ないのですが、ぼく自身が無意識のうちに使ったりすることありますしね。

それにしても気になるので、彼女がここを読んでいるとは思いませんけれどあらためて書いておきましょう。「Kさん、三回も原稿を送らせてしまって本当に申し訳ないことをしました。以後注意しますのでお許し下さい――」

さてと、一応替え用紙も買ってはきたのですが、もうひとつどこかに埋もれているはずですから、探しにかかるとしましょうか。

急な仕事が入ったせいか、あれ、もう一週間?という感じがしてなりません。

Permalink | 1999/05/20 09:00


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