Charlie's Cocktail BAR

  • −お酒は責任のとれる範囲で飲みましょう−

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とある日の丑三つ時。寝なくてはと思いながらも寝る気になれず、興の乗らないままに南アフリカの白ワインを半分あけて、これではいかんとばかりに飲みに出ました。

普段ならのんびりウゾ・アンド・ウォーターで始めるのですが、その日は寝酒のつもりでいたので目につくままにアベラワーを飲み、久しぶりにディック・フランシスの『証拠』を読み返していたところにグレンドロナックを見つけたので思わずおかわり。これでは終われないというわけで、ラフロイグにしようかどうか散々迷った挙げ句に――あれ、あの日のダーク・ラムはなんだったけ?――おまかせでもう一杯もらって打ち止めにしたのですが。

馴染みの彼が注いでくれるチェイサーを見て、ふと思ったのです。そういや、水にこだわっているバーって少ないよなあ、と。
ミネラル・ウォーターを使うとか、浄水器を使うとかいうのは一定レベルのバーでは当然のことですが、ウイスキーを何十本、何百本と置いてあるのに水の種類が一種類しかないというのは、どうにも片手落ちのような気がしてならないのです。

いや、それとも、水にこだわるくらいは自宅でやってくれということか。

たとえば、有名どころでボルヴィック(硬度50)とエヴィアン(硬度約300)を飲み比べてみれば、慣れていない人でも結構な違いを感じるはずです。
本当はここで硬度650弱というヴィッテルを引き合いに出したかったのですが、残念ながら日本に輸入されてくるものは三、四年前に水源を変えてしまって今ではただのエヴィアン・タイプ。ぼくがしばしば引き合いに出す福西英三氏の「超カクテル講座」を読まれた方なら、ぼくがつまらんと思っている理由も納得していただけるのではないかと思いますが、それでも日本の水よりは明らかに舌に重くのしかかってくる感じがしますし、人によっては粘っこく感じるでしょう。

チェイサーに使う、あるいは割るために使う水が変われば、ウイスキーの、そしてウゾの味が明らかに変わります。

だまされたと思って、一度コンビニに売っているミネラル・ウォーターを何本か買って試してみてくださいよ。おすすめは、先にもあげたボルヴィック(硬度50)と、エヴィアンないしヴィッテル(硬度300前後)、その中間点として、手に入るならバルヴェールないしハイランド・スプリング(硬度175前後)、それから六甲のおいしい水ないしクリスタルガイザー(硬度90前後)。取り扱っているところを知っている方はさらにフォンテ・リンピアというイタリアの水(手元に正確な資料はないのですが硬度700以上、900近かったような記憶もあり)と、スパ(硬度15以下)をどうぞ。

水割りも立派なカクテルだということ、納得できると思いますよ。

そうはそうと、はしご集、いい加減長くなっていたところに二件追加することになったので意を決ししてページを分割。これについてはぼくもかなり悩んでいるので、前の方が便利だったという方がいらっしゃいましたらご一報をば。
なお、その過程でヴィクターさんのところへ飛ぶリンクが間違っていたのに気づいて慌てて修正(ご迷惑をおかけした皆様には本当に申し訳なく思っています)。M's Dinerの更新履歴もいつの間にか消えていたのに気がついたので同じく修正。
ご挨拶を変更。

Permalink | 1999/06/26 09:00


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