Charlie's Cocktail BAR

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このところ探し物のお返事ばかりですみません。本棚にも追加したい本がたまっているのですが、とりあえず『カクテル大事典』の下巻だけ追加しました。レビューはまだ書いていませんが、「出ていたんだったら教えてよ〜」と思うのはきっとぼくだけではないでしょうから(^^;) それはともあれ、この本、どうしてもっと話題にならないのかしら。1冊1万円強ですから個人で買うには高いですし、冊数もあまりないようですけれど、もし見かけたらぜひ手にとってみてくださいまし。不十分なところは多々ありますけれども、カクテル好きなら氏の情熱に感動できること請け合いですから。

さて、今日も調べ物のお返事。レッド・アイとカナディアン・サンセットの区別をおたずねいただいたカレンさん(でいいのかしら?)へ。これをビールのトマトジュース割という形で同一視しているのはぼくの記憶にある限り『BARレモンハート』の第七巻のみですが、調べてみると、『BARレモンハート』はいったいなにを種本にこの話を書いたのかしらと首を傾げるような事実がゾロゾロと(^^;)

まず、「カナディアン・サンセット」の方ですが、『カクテル大事典』と、おそらくはそれの種本のひとつとなったであろうマイケル・ジャクソン氏(ベタなネタですが、歌手の彼じゃありませんよ)のBar & Cocktail Bookによれば、「カナディアン・ウイスキー、ガリアーノ、ストレガ、レモンジュース、アンゴスチュラ・ビターズをシェイクして、グレナディンシロップを入れたグラスに注ぐ」というレシピ。『カクテル大事典』が内外のあわせて130冊というカクテルブックを調べたものであること、そしてその『カクテル大事典』に1971年のカクテルコンテストで出品されたものという背景が書かれていること(確かにいかにも当時のものらしいレシピと思います)、130冊中、外国のカクテル本に一度登場するのみであると書かれている(そして確かにパラパラめくった限り、ほかのカクテル本には出てこない)ことを勘案すると、まず???がひとつ。

次に「レッド・アイ」。これは映画にもなったかの有名な『カクテル』がどうやら例外らしく、パラパラめくった限り手元の海外本には見あたりませんし、『カクテル大事典』にも海外本の記載はゼロと書いてあります。かの地の卵事情も関係しているのでしょうし、もう少しきちんと調べれば出てくるのかもしれませんが、ブラディ・ブルー(Bloody Brew)というブラディ・マリーのビール割は何件か出てくることを思えば、本来あまり一般的なカクテルとは言えないのでしょう(もちろん国内本では大人気ですが)。

本格的に調べたわけではありませんので判断は留保しますが、いずれにしてもかなりローカルなカクテル同士なので比較は無意味、なのかもしれません。

Permalink | 2000/08/04 09:00


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