Charlie's Cocktail BAR

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シードルを使ったカクテルをお探しだった天泉さんへ。シードルと一口に言っても甘口だったり中辛口だったりとさまざまですので一概には言えませんが、基本的にはシャンパン・ベースのカクテルを参考にすればそこそこのものはできるはず。ただ、少なくともぼくが日頃飲んでいるものについてはシャンパンに比べて味が弱いというか、腰がないので、リキュール類を入れるときは香りづけくらいのつもりでいた方がよい結果を生むと思います。せっかくなので少し試してみましたが、(ピーチネクターではなく比較的おだやかな味の)100%ももジュースなら半々くらいでもまあまあ飲めるのに対して、香りのきついディタ(ライチリキュール)の場合、シードル8にディタ1くらいでも負けているような感じ。いや、味の点では3:1とか、ディタ好きな人なら半々くらいでも十分においしい飲み物として成立するんじゃないかと思うのですが、そこまでしてしまうとなんだかわざわざシードルで割る意味がないような(^^;)

もっとも、そもそもぼくがシードルを買うのはたいていシードルそのものの味が懐かしくなったときなので、750ミリリットルの一本や二本、カポカポ飲んでいるうちに空いてしまうんですよね――ということは、最初からカクテルにする甲斐なんてないのかもしれません(笑)

ついでながら、アメリカの apple cider はふつうノンアルコール扱い(要するにリンゴジュースのことなので)。アルコール飲料としてのシードルは hard cider。イギリスでは cider だけでシードルのこと、だそうですが、この辺、資料によっては少し微妙なところがあるかもしれません。ついでながら日本でいうサイダーは soda pop のこととされています。

もうひとつ、アドヴォカートのことをおたずねの Ume さんへ。うちで試したのはバタフライの方だけで、チェリーリキュールを入れないスノーボールの方は結局試さなかったのか、試してもあまりうまくいかなかったのか、それともバタフライと大差ないからいいやと思ったのか、その辺は忘れてしまいましたが、ともあれこれからの季節、濃いままにリキュール類などとあわせても辟易するかもしれませんので、ありきたりですが炭酸飲料などで割って飲む方が気楽かとは思います。

他に……となると、パラパラ調べてみた限りで見つけたのはシューターの類くらいでしょうか。味わいの妙を楽しむというよりはちょっとしたお遊び気分で飲むものですが、小さなグラスに冷やしたアドヴォカートと、同じく冷やした種々のリキュールやスピリッツを乗せて一気飲み。あとは、『リキュールブック』にお菓子のレシピが載っていますが、そもそもアドヴォカート自体がひとつの完成されたカクテルのようなものですから(その気になれば自作できます)、あまり改善の余地がないのですよね。

なんにせよ、海外のレシピを調べようと安直に Advocaat で検索をかけても、オランダの弁護士事務所の中に埋もれてしまうことだけは確かなようなのと(Advocaat はオランダ語で「弁護士」の意味です)――特にこれからの時期、ホントに腐りますので、冷蔵庫で保管して、なるべく早く飲むようにしてくださいませ。

Permalink | 2001/05/20 09:00


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