Charlie's Cocktail BAR

  • −お酒は責任のとれる範囲で飲みましょう−

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毎度お返事ためこんですみません。偶然なのか必然なのか、プログラマの仕事を再開してからこのかた、どうも機械の調子が悪かったので、業を煮やして Windows の再インストールをしていたのですが、CDドライブはひとつお釈迦にしちゃうわ、素のままの設定ではもう原稿ひとつ書けなくなっているわで、ひと騒ぎ。

再インストールしてもあんまり状況は改善しなかったので、もしかすると負荷が増大したことによる「熱暴走」だったのではないか──と、そんな結論を出した矢先に、今度は(別に煮炊きのひとつもしていなかったのに)火災報知器まで「熱暴走」したらしく、たまたまぼくは仕事で、妻子は銭湯で、と誰もいなかったものだから、ご近所様まで巻き込んでの大騒ぎになってしまって、申し訳ないやら情けないやら。

ぼくの身体は、いま、室温25度くらいだと「今日は涼しいな」と思うくらいの夏モードになっているのですけれど、機械は融通がきかなくていけませんね(^^;)

お莫迦な近況報告はそれくらいにして、まさみちさんへ。上司様のお誕生日になにか気の利いたワインを贈りたいとのこと。どなたにも当てはまる最善手というのはありませんし、贈る側、贈られる側がどのくらいワイン好きか──という言い方はいささか婉曲的かもしれません。要するにどのくらい「スノッブ」への道にはまりこんでいるか──にもよるのですが、ぼくならちょっといい甘口ワインのハーフボトルをおすすめします。その辺の小さな酒屋さんではなく、信頼のおけるワイン屋さんに行って、予算は五千円(から一万円)くらいで甘口のハーフボトルを、と伝えれば、だいたいぼくの意図するものが手に入るはず。どんなデザートにあうか訊ねておいてください(チョコレートケーキがよいとか、タルトがよいとか、レーズンがよいとか、そのままどうぞとか言われるはずです)。それを、どこかでお食事なさる前に、あるいは出勤なさる前に冷蔵庫にでも入れておいて、帰ったら、(ご夫婦で?)ちょっとしたデザートといっしょにどうぞ、と。

贈る側、贈られる側双方にそれなりの予備知識があるなら辛口ワインでもよいのですけれど、辛口ワインの場合、つい料理といっしょに、ということなりますし、料理といっしょに、ということは、持ち込み可のレストランをご存知ない限り、自宅で、ご自身か、連れ合いの方にあうものをつくってもらわなくてはならなくなりがちです。それに、特に高級辛口ワインの場合、飲み頃になっているものを売っていることはまれですから、本当に値段分の味を楽しみたいとなったら、時間をかけてゆっくり飲み頃にしてやるとか、デキャンタして無理矢理飲み頃にしてしまうとかしないといけないわけですが、この辺は、ある程度本を読むなりワイン好きの友人に教えてもらうなりして予備知識を仕入れていないと、なかなかできないんですよね。

甘口ワインの場合も、細かいことを言えばきりがありませんけれど、特に甘口の白の場合はかなり冷やしてもおいしく飲めますし、ハーフなら、飲み残すことを心配することもなく、たとえばご夫婦で小振りのグラスに二杯ずつくらい飲めばなくなります。というか、甘口白というのはもとよりそういう飲み方を想定されているので、フルボトルの製品も出回っていますが、それと同じくらい、ハーフや、それに近い小さめのボトルもよく出回っているのです。お調べいただければわかると思いますが、小粒ながらも本当に手のかかったシロモノですし、人気のあるなしはともかく、贈り物にはうってつけだと思いますよ。

それから、かよままさんへ。ジャック・ローズのローズはローズ社のグレナディンからでは? との疑問、残念ながら英語として見れば正解とは思えないのですが──「ローズ社のグレナディン」をつづめて言うなら、ローズ Rose ではなく、ローズィズ Rose's にならなければいけないですからね──、拝見してとっても楽しい気持ちになったので、ひとつ小話を紹介しましょう。

舞台はアメリカの田舎町にある小さなバー。ジャック氏は大酒飲みで、「これは俺の酒だ」と、アップルジャックを大量に聞こし召しては、カウンターに突っ伏して居眠りしてしまうのが常だったのですが、その身を案じたバーテンダー氏が、その昔、英国海軍でラムの飲み過ぎで新兵が使い物にならなくなるのを防ごうと、ライムジュース割りを飲ませるよう進言した人がいるという逸話を思い出して、アップルジャックにローズ社のグレナディンを入れて飲ませることを思いついた──のまではよかったのですが、さてもそのカクテルの名前が決まらない。さてどうしたものかとうなっているうちに、いつもジャック氏を家まで送り届けてくれる常連さんのひとりが言いました。「Hey, Jack rose(おい、ジャックが起きたぞ)」その一言でピンとひらめいたバーテンダー氏が、ジャック氏に「これはジャック・ローズというバラの名前をとったカクテルでね。ほら、ローズ社のグレナディンも使っているからピッタリだろ」とかなんとか言ってジャック・ローズを飲ませるようになったというのは、また別の話。

──えーと、これ全部ぼくがいま即興ででっちあげたものですので信じませんように。

それから、ダイキリの作り方は……一応メニューに載っけてあるんですが、もっと詳しくということ? それとも、見落とされました?(^^;) >滝沢さん

もうひとつ、どなたかわかりませんが、ギムレットの甘さ調節にコアントローという話。自宅派としてはとても現実的なテクニックだとは思いますけれど、コアントローを入れてしまったらホワイト・レディやマルガリータのグループになってしまいますから、ギムレットとしてのアイデンティティはなくなっちゃいますよ(^^;)

最後、更新情報。「はばかり」のちょっと和風な話に一件レスをいただいたので掲載。『五本で〜』にフラッペの話(の前半)を追加。後半はまたしばしお待ちあれ。

Permalink | 2001/08/28 09:00


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