Charlie's Cocktail BAR

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レゲエ・ラムの使い方をおたずねのユカさんへ。特別メジャーなお酒というわけではありませんからそれ専用の飲み方というのは――ボトルの裏に紹介されているもの以外には――ないようですが、ぼくならふつうのジャマイカ・ラムにハーブ/スパイス風味を補っているというレゲエ・ラムの特徴を活かして、(レゲエ風)ジャマイカン・マティーニ(もどき)にすることをおすすめします。

もっとも、このジャマイカ(ン)・マティーニというカクテル、オキ・シロー氏の著作(『ギムレットの海』『酒場ボロンゴ』)を読んでいる方ならジャマイカ・ラム、それも白のジャマイカ・ラム+ドライ・シェリーだと認識されるのでしょうが、これはあくまで氏が現地で楽しんできたレシピというだけで、本当に世界的なレシピかといえばいささか疑問。確かにアンソニー・ディアズ・ブルーは紹介しているのですが、Shaken Not Stirred というマティーニ本をはじめ、収録数2000件レベルのカクテル本を何冊か見ても載っていませんし、ネットで調べても、少なくとも海外で見つかるのはジン+赤ワイン+ダーク・ラム+オレンジ・ビターズのような、ジャマイカ・グロウ Jamaica Glow というカクテルの変種ととらえるべきレシピばかり。

だいたいぼく自身ジャマイカの白なんて(存在していること自体はもちろん知っていましたけれど)ラム界における鬼っ子だというイメージが強かったものですから、あらためて確認するまでジャマイカン・マティーニ=ジャマイカのダーク・ラム+ドライ・シェリーだと思いこんでいたくらいなのですが(ひどい偏見(^^;))、

ともあれ、ぼくがこの二、三日をかけてレゲエ・ラム+ドライ・シェリー(ティオペペ)と、参考資料としてマイヤーズのダーク・ラム+ドライ・シェリー、同じくレゲエ・ラム+チンザノのドライ・ベルモット、マイヤーズ+チンザノ、(ジャマイカン・ホワイトじゃないけれど)ロンリコ+ティオペペ等々の組み合わせでそれぞれ何通りか試した限りでは、

(1)マイヤーズとあわせるのならドライ・シェリーよりもやや甘いドライ・ベルモットの方がうまいです。

(2)レゲエ・ラムを多め(3:1以上)に使うならシェリーでOK。ただし、4:1くらいになるとアンゴスチュラ・ビターズを一、二滴(ダッシュにあらず)加えた方がイケるかも。

(3)やや甘のホワイト・ラムを使うなら確かにベルモットより辛口のシェリーを使った方がまとめやすいかも。

くらいのことは言えそうですので、あとはユカさんの感性にまかせて、「これがうちの店のレシピ」というものを決めてください。

お店で提供するレシピというのは、ぼくが自宅で楽しむときのレシピと違って、ある意味最大公約数(あるいはそのお店の常連さんの顔を思い浮かべたときの特定少数)に受けるレシピにするのが大前提ですが、その辺のことはもうご存知ですよね?

飾りはライム・ピールというのが定番ですが、シェリーを使うのであればグリーンオリーブでもよいかもしれません(理想を言うならピメント入りは不可です)。

ともあれ、もし中央線沿線在住のぼくがうかがえるところにお勤めのようでしたら、お店の住所と、どんなレシピにしたのか教えてくださいませ。この場で宣伝くらいするかもしれませんし、(こっ恥ずかしいので名乗るようなことはしませんけれど)機会があったらこっそりうかがうかもしれませんから。

Permalink | 2002/03/24 09:00


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