先週末から今度は妻子が里帰りしているもので、久しぶりに一人暮らしをしています――といっても日がな一日機械の前で呻吟していることに変わりはないのですが、ほんとにおなかがすくまではご飯を食べずに済ませられるとか、食べるにしても納豆卵かけご飯だけで済ませられるとか、そんなささやかなことで気楽さを実感しています(あと、大きな声では言えませんが、朝早くから「実験」しても気兼ねせずに済むというのもポイントですね)。
それはさておき、白テキーラを切らしていたこともあって一週間以上もお返事できずにいたのですが、奈奈氏のゴンべい氏からロングアイランドアイスティーに「オレンジキュラソーをつかうとオレンジの香りのある又一味違うものが楽しめ」るとの伝言をいただきましたので、ちょいと実験してみました。
まあ、もとよりウチのレシピでは1tsp しか入っていないキュラソーをいじったところで劇的な変化が起こるとは思えませんし、実際問題としてホワイト・キュラソーとオレンジ・キュラソーの違いはベースが異なることによる熟成感の差くらいのもので、オレンジの香りは双方ともに持っていますし、むしろホワイトの方がストレートに香りが出てくるのですから、オレンジの香りを出したいだけならホワイト・キュラソーを増やした方が手っ取り早いだろうというのは実験するまでもなく予想できるのですが。
かれこれ十杯くらい試した結論だけ書きますと、オレンジ・キュラソーを使うのであれば、テキーラも、ラムも、アネホ(ゴールド)を使った方が落ち着きがよいように思います。これも長島冷茶の可能性と呼んでよいかどうかはわかりませんが、ジン、ウオッカ、ゴールド・ラム、ゴールド・テキーラ、オレンジ・キュラソー、レモンジュースまでを1、シロップを2、コーラを5くらいで混ぜるとそれはそれで悪くないものに仕上がりますから機会があったらお試しあれ。
お次。映画『カクテル』がようやくDVD化されたのですね。あれを見事なバーテンディングと言ってしまうレビューには苦笑を禁じ得ませんが、カクテル好きの方なら良くも悪くも一見の価値はあると思います。ポップな八十年代のオブラートだけでなく、小説が持っている七十年代のにおいまでかぎ取れるともっと楽しめると思いますよ。
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