なにはともあれ土用になったことですし、まずは暑中お見舞い申し上げます。これからまたなにかと飲む機会も増える時期ですが、みなさまご自愛くださいませ。
で、サヴォイホテルに泊まるご予定のジュンさんへ。こういうのはもう事前にホテルに確認しておくにしくはありませんから、詳しくはサヴォイ・グループのサイトからメールなり国際電話なりで状況を確認しておいていただきたいのですが、とりあえず本国のアメリカン・バー(カクテルを飲めるところ)は正装不要(カジュアル可)だそうです。ただし、一般に日本人はただでさえ年若に見られますし、あまり若々しい格好をしていくと未成年に見られるかねませんから、正装とは言わないまでもそれなりの格好はしていった方がよいでしょうね。
それから、注文の件。サヴォイ本に載っているカクテルを注文する分には問題はないはずですし、ある程度は自由な注文も受け付けてもらえるでしょうが、よほど飲みたいものでもない限り、特殊な注文はしない方がよいと思いますよ。いつでも行かれるところではないのですから、そのときその場でしか飲めないもの、その日バーテンダー氏が一番のおすすめだというものを教えてもらって飲んできた方がよい思い出になるんじゃないかしら。
いや、もちろん2001/12/10頃に話題になった「モネ・カクテル」(ジン、アプリコット・ブランデー、リモネッロないしリモンチェロ、マンゴージュース、クランベリージュース、グレープフルーツジュース)を試してきていただけるというのでしたら喜んでご報告をお待ちしますが(笑)
それから、アフター・サパーとアフター・ディナーのレシピの違いをおたずねのみこさんへ。『世界のカクテル大事典』によれば、そもそもIBA(国際バーテンダー協会)のレシピとNBA(日本バーテンダー協会)のレシピからして異なっているそうですし、『暮らしを彩るカクテルブック』によればアメリカとヨーロッパとで処方が逆になることがあるとのことなので、混乱のタネは十分なのですが、『世界のカクテル大事典』に列挙されているレシピを見る限りでは、アフター・サパーはアプリコット・ブランデー+オレンジ・キュラソー+レモンジュースをシェイク、アフター・ディナーはプリュネル・ブランデー(ないし普通のブランデー)+チェリー・ブランデー+レモンジュースをシェイクと分類した方がよいようです。
ただし、こと国内のバーでプリュネル・ブランデーを値頃なカクテルに使えるところがそれほどあるとは思えませんし、日本人にとっては明らかにサパーよりはディナーの方が親しみのある言葉ですから、アフター・ディナーのレシピをアフター・サパーのレシピで代用してしまうところが多いのも当然と思います。気になるなら飲む/飲ませる前にレシピを確認すればよいのでしょうが、こういうのは正解があるものではありませんから、動向研究をしようとでもいうのでなければ、そのとき、その店ではそうなんだなと割り切って楽しむ/楽しませるのが一番かと。
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