Charlie's Cocktail BAR

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かれこれ二週間近く帰省していた妻子を迎えに、かみさんの実家まで行ってきたのですが。

今回はぼく一人の移動だからと、半値以下で済む深夜バスに乗ったまではよかったものの、車窓から花火など見ながら車内でかれこれ十三時間もごそごそしているうちにズボンのポケットから財布やら鍵やらがずり落ちていたらしく、下車して、電話のひとつでもかけようかとポケットに手を入れて、はたと気がついたときにはバスが交差点を曲がっていくところ。ぼけたことをしたものだと、慌ててバス会社に連絡をお願いし、とにもかくにも一眠りして、起きたときには、幸い財布は見つかったとの報があり、ありがたいことに「なんなら夕方のバスで持っていってやろうか」とまで言っていただいたのですが、虫の知らせというか、子供にSLを見せるという名目もあって、県外の事務所まで片道二時間の道のりを一両編成の電車に揺られてゆらゆらと。

その事務所では、財布こそすぐ出てきたものの、鍵までは知らないと言われて、車内まで案内してもらい、ぼくが座っていたはずの座席を引っぺがし、懐中電灯まで持ち出して鍵探し。なんとか無事発見して、観光もろくにさせてもらえぬままふたたび二時間の帰路についたときには同行した妻子ともぐったりしていたのですが。

くたびれるといえばくたびれるし、こんな騒動は二度とごめんですけれど、やっぱり鈍行は心洗われるようでいいなあと再確認したことでありました(^^;)

さて、それはそうと、マーフィーの法則よろしく今回も留守にすると書いた直後に質問を続けていただきましたので順にお返事。

まずはコスモポリタンの由来をおたずねのたえ@さんへ。手元にある本の中では Paul Harrington がマサチューセッツ州プロヴィンスタウンのゲイ・コミュニティで生まれた説に傾いているようですが、正確な由来は例によって闇の中。ただ、比較的新しいカクテルであるのは確かなことで、1980年代の、ケープ・コッダーシー・ブリーズをはじめとするクランベリージュースを使ったカクテルが流行した頃の生まれだろうとは思います。日本ではクランベリージュースを常備しているバーが少ないせいか知名度が低いですが、アメリカでは「コズモ」と略され、フルーツ・マティーニの一種ととらえられている定番中の定番ですね。

そいから、どなたかわかりませんが『五本で〜』に載せているアルコール度数の出し方でお悩みの方へ。度数40度のウオッカを30ミリリットル、ノンアルコールのオレンジジュースを90ミリリットル混ぜたときの度数が25度になってしまって困っておられるようですが、

アルコール度数=全体のアルコールの量÷アルコールを含めた全体の量×100

という公式の「全体のアルコールの量」というのは、度数100度に換算したときの純粋なアルコールの量のこと。本文中でも順を追って説明しているはずですが、度数40度のウオッカの「全体のアルコールの量」は12ミリリットルしかない(残りは主に水)ということが頭から抜け落ちてしまったようですね。30÷120×100=25という計算が成立するのはウオッカの度数が100度のときです。

まあ、ちょっとした早合点だとは思いますけれど、この辺の内容は日本の義務教育の範疇に含まれている、つまり、日本で大人を名乗るなら、お酒を飲むなら誰でも理解できていなければならないことなのですから、よ〜く復習しておいてくださいまし。間違うこと自体は恥ずかしいことではありませんけれど、妙な答えが出たのにどうして答えが違うか考えられなかったのは恥ずかしいことですよ(^^;)

もうひとつ、こちらははばかりの方でお答えしておきましたが、一般論として、バーテンダーはファストフード店やコンビニの接客担当と違ってお客のわがままな要望に応えるためにいるのですから、バーで困ったときにはまず目の前のバーテンダー氏(テーブル席についているならお運びの人)に要望を伝えてみるのが一番ですよ。その要望が通る通らないはお店次第、バーテンダー次第ですし、その伝え方にもよるものですが(バーテンダーだって木石ではないのですから丁寧に問い合わせられた方がうれしいのは言うまでもないことですよね)、自分の希望を伝えてくれないお客に対してはバーテンダーの方も一般論で対応するしかないのですから。

Permalink | 2002/08/26 09:00


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