Charlie's Cocktail BAR

  • −お酒は責任のとれる範囲で飲みましょう−

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『五本で〜』を本にするという話、好意的な反応をいただけてまずはほっとしています(伝言くださったり、サイトで紹介してくださったみなさん、ありがとうございます)。この一週間内外のうちには最終的な納品原稿を書き上げるつもりでいますが、もしみなさんの方で「これも書いておいてほしい」というのがありましたらお気軽にお声をかけてくださいませ。すでに一般の単行本ベースで二百五十ページを超える分量になってしまっているのでどこまで盛り込めるかはわかりませんが、参考にさせていただきますので。

それはさておき、どなたかわかりませんがカスク・ストレングスについておたずねの方へ。細かいことはMUNEさんのところなどウイスキー専門のサイトで伺うのがよいと思いますが、要するに、「蒸留して樽に詰めたあと、加水せずに瓶詰めしました」という意味です(直訳すれば「樽出しの度数」ということ)。

ウイスキー(やブランデー)の場合、原料の風味を活かすためにふつうアルコール度数55〜65度くらいになった時点で蒸留をやめるのですが、そのままでは一般の方の口には強すぎますので、瓶詰め前に加水という工程が入ります。もちろんそのときの水質や加水量は酒の味を左右する要因のひとつとして慎重に選択されるわけですが、それは(瓶詰め後の)原酒の味であって(瓶詰め前の、「本当」の)原酒の味ではないというスノッブもおりまして――と、他人事のように言っていますが、ぼくにもそういう面がないとは言いません(笑)

水割りでない、本当の原酒の味を知りたいと言って買い求めるのがそのカスク・ストレングス。

前記の通り、ふつうに飲むにはいささか強めですが、加水という工程が入っていないことでふだん飲みつけているモルトの味とはひと味違う味を楽しめますし、チェイサー片手に「これは樽出しの味」「これで(度数)50度くらい」「これで40度」……などと遊んでいると、自分もにわかブレンダーになったかのようで楽しいですよ(香りの開き方、甘味/酸味の出方に注目してくださいね)。

モルトに強いバーでお楽しみあれ。

Permalink | 2002/09/05 09:00


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