Charlie's Cocktail BAR

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先般からご案内してきた『五本でできるカクテル講座』書籍化の話、ようやく最終的な校正を終えて、これから(特に問題がなければ)印刷に回ることになったので、このサイトでも正式に宣伝を開始すると同時に、通販用のページを用意して予約/注文を受け付けられるようにしました。

当初は年末配本の予定だったのですが、なにやなにやでここまで作業がずれ込んだため、年明け早々の配本になってしまいまして、みなさまに対しても申し訳ない限りでありますし、ぼくとしてもとうとう今年は一冊も本を出せなかったことになってしまって大いに落胆したのでありますが、ともあれ「一度読んだからもういいや」と言わず、みなさまにも一口乗っていただければ幸いであります。

なお、これは以前にも書きましたが、本にするからとてオンラインの(旧)原稿を削除するようなことはしませんのでご安心をば。すべての情報を最新の原稿にあわせたりはしませんが、オンライン版はオンライン版として立ち読み可能な状態で置いておきますので、「これは役に立つ」と思ったら一冊買っていただければ幸いです。

――という作業を延々続けていたものでこれまたすっかりお返事が遅れてしまいましたが、「ジントニックえのこだわりは?」という伝言を残してくださった方へ。一口に「こだわり」と言われても、たとえばぼくがぼくのためにつくるときの「こだわり」と、ぼくが他の方に出す(と仮定した)ときの「こだわり」は違いますし、そもそもぼくは最近とみにジン・トニックを飲む機会が減ったのですが。

こと前者、ぼくがぼくのためにつくるジン・トニックの場合、ある程度こだわっていると言えそうなのは返瓶可能なウイルキンソンのトニックを使うことと、タンブラーやらなにやらではなく、300ミリリットルほど入る小ジョッキを使うことくらいでしょうね。あ、氷を入れないってのもそうかもしれない。

ジンは、基本的にその日(たまたま)冷凍庫に入っているものが最優先ですし、分量なんてそれこそ適当です――というのは、ぼくがジン・トニックを飲むシチュエーションで一番ありそうなのは、真夏の炎天下に何十分か自転車をこいで帰ってきたその直後、ビールのかわりに一気にあおる、というものなので、ちまちましたことをしていてはビールの誘惑に負けてしまうからなんですが(^^;)

もう少し余裕のあるときならレモンなりライムなりを足すでしょうし、そういう気分の日にはビターズを落としたりすることもありますね。比率はやっぱり適当ですが、飲みかけのトニックを放っておくことはまずしませんので、その後昼寝なり夜寝なりできるかできないかでジンの量を加減しつつ、都合で250〜300ミリリットル前後の液体を体内に流し込んでいるんじゃないかと思います。

これがお客さんに出すということになると話はまったく違ってきまして。ジンは、あらかじめ何種類か冷やしておいたものから(お客さん自身に)選んでもらうでしょうし、量やらなにやらは場の雰囲気と、お客さん(の飲み方)次第になりますね。頭の中にもうその日のコースができあがってしまっているような方には心持ち強めに、かつ心持ち小さなグラスにつくるでしょうし、人待ちの方やメニューを見たそうにしている方には心持ち弱めにつくるでしょう。

ま、それが「ジン・トニック」だけに適用されるこだわりかといえばそうでもないんで、「ジン・トニックへのこだわりはない」と言った方がよいのかもしれませんし、マティーニの項に書いた通り、そもそもぼくは特定のレシピに対するこだわりというものが薄いのですが。

「ジントニックえのこだわりは?」なんて書くくらいですから若い方と推察して書きますとね、幾多の経験を積んで、それこそありとあらゆるレシピを試したあとでの「こだわり」ならともかくとして、あれこれ試しもしないで「こだわり」を口にするのは単なる思考停止でしかないですよ。

それはそれとして、ポセイドンさん、なおっちさん、伝言感謝です。

――と、ここまで書き上げてふと窓の外を見てみたら、おやおや、雪が降っていたのですね(^^;) なんだか寒気がすると思ったら、道理で道理で。

Permalink | 2002/12/09 09:00


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