Charlie's Cocktail BAR

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ショットガンについて伝言をくださったSHONさんへ。

ショットガンについて私の知ってる話ですが、そもそもショットガンというのはカクテルの名前ではなくて飲み方の名前です。
30〜60ml入るショットグラスにテキーラ、ウォッカ等のスピリッツと炭酸を入れて、グラスの上をコースターや紙ナプキン等で押さえてグラスをテーブルに叩きつけて、炭酸でシュワッとした瞬間一気に流し込む!
こんな飲み方の事をショットガンスタイルと言います。(ちなみに一気に酔う為の飲み方です。)そんなわけで、ショットガン(スタイル)というのはスピリッツが限定されてるわけではなく、テキーラでもウォッカでもいいんですよ〜。

とのことですが、これはほとんど国内、それも某ML関係者(と、彼らがその情報を流した一部のバー)限定の話ですね。だいたいにして日本のカクテル界における「〜スタイル」という言葉はほとんど例外なく和製英語なんですが、その「ショットガンスタイル」というのも同様じゃないかと思いますよ。グラスを叩きつけるうんぬんはともかく、英語ならふつう一気飲み用のカクテルのことはシューター(shooter)と言いますし、本当にそれが「スタイル」なのだとしたらテキーラ・ショットガン、ウオッカ・ショットガン等々のカクテルがあって当然ですが、米 Yahoo なり Google なりで検索していただければすぐわかる通り、すでに書籍にも紹介されネット上でも百件単位の情報が載っているテキーラ・ポッパーに比して、テキーラ・ショットガンだのウオッカ・ショットガンだのいうカクテルの話は、一年前もそうでしたし、今日の段階でもそうですが、少なくとも海外サイトには見つかりませんから。

まあ、ショットグラスにウイスキーを入れてソーダ垂らしてグイ、なんていうのは昔からあった飲み方なわけで、いまさらスタイル扱いするのもどうかと思いますし、テキーラ・ポッパーが市民権を得たのは――もちろん音を立てる楽しさとかもあるのでしょうが――樽熟を経たウイスキーに比べるとはるかに荒っぽいテキーラを使ったからじゃないかとも思うのですが、この辺の考察はまたいずれ。

なんにしても忘年会やらなにやらでお酒の事故も増える季節ですので、願わくばもう少し穏やかな飲み方でお酒を楽しんでくださいませ。暴力団の抗争でもあるまいに、ショットガンの応酬で人死にが出たりしちゃたまりませんからね。

お次。どなたかわかりませんが伝言に一言「singapore sling」とだけ書き残していった方へ。まるで娘のしつけを公開しているみたいで気恥ずかしいのですが、いったいシンガポール・スリングをどうなさりたいので? ぼくにおごってくださる? 「A Ding-a-ling」とか続けて欲しい? いちおう「さっさとメニューを更新せい」という叱咤のお言葉なんだろうとは受け止めておきますけれどね、機械の、ネットワークの向こうにいるのは生身の人間なんだってこと、もうちょい意識しておいてくださいな。

最後、『五本で〜』本の発送について、言葉足らずの部分があったので一筆追加しました。冊子小包でお送りするということイコール通常郵便と同じく郵便受けに投げ込まれるということなので、基本的に時間指定はお受けできないのです。もちろん冊数が増えて郵便受けには入りそうにない場合は(時間指定可能な)宅急便等々も併用するつもりでいますが、この辺は送料の兼ね合いを見ながらになりますのでご理解いただければ幸いです。

Permalink | 2002/12/17 09:00


Cha.への伝言板

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