Charlie's Cocktail BAR

  • −お酒は責任のとれる範囲で飲みましょう−

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鼻はずるずる、喉はがらがら、集中力はないわ、やたらと節々が痛むわで、どうやら本格的な風邪模様なのに、なにをぼくは夜更かししているのだろうと、思わぬでもないのですが――昼寝のしすぎで寝られないというのは公然の秘密です(^^;)――ともあれ質問が届いているのでそのお答えだけ。

どなたかわかりませんが、サノ・グロックというカクテルがあるかおたずねの方へ。サノ・グロッグ(Sano Grog)という名前のものなら少なくとも1938年2月にはもう『エスクワイア』誌で紹介されていたそうです。その辺の逸話については米『エスクワイア』誌のサイトで Sano Grog を検索していただくとして、同誌と、それとは多少分量比の異なる『世界のカクテル大事典』によれば、レシピはバーボン(でなくても多分可)と(できればジャマイカのダーク)ラム、グラン・マルニエ(オレンジ・キュラソー)を混ぜたものに砂糖とレモンの薄切りを加えて、お酒の倍量程度のお湯で埋める、というもの。このサノは、佐野元春の佐野でも、ラテン語で言うメーンス・サーナ・イン・コルポレ・サーノー(日本語では『健全な精神は健全な身体に宿る』と誤解されているもの)のサノでもなく、プエルト・サノという地名から来たものであるそうですが、真偽はともあれ体調が戻ったら一度飲んでみようかとは思います。

ちなみにメーンス・サーナ・イン・コルポレ・サーノー(mens sana in corpore sano)という言葉の真意は、「人は欲をかいて『あれが欲しい、これが欲しい』と言うけれど、そんなものは皆むなしいものなのだから求めるのはよしなさい。どうしてもと言うなら、心身ともに健全でありますようにと願うのだね。さすれば死を恐れず日々を大切に暮らし、あらゆる労苦にも耐えられよう。だが、それは神仏に頼らずとも、君自身の力で得ることのできるものだ。だから諸君、我々は人として雄々しく生きようではないか」ということです(ユウェナーリス『風刺詩』第十巻より)。身体だけ鍛えても駄目、頭だけ鍛えても駄目。大切なのは、足ることを知ることと、自分の力で生きていくことだ、というわけですね。

いや、カクテルとは何の関係もないんですが、最近別の場所でそういう話をする機会があったもので、思い出しついでに書いてみた次第です(^^;)

それからもうひとつ、はばかりに一件質問をいただいたのでお返事ともども掲載してあります。

ああ、そうだ。clutchさん、弘前の紀伊國屋書店で『五本で〜』本を見かけた旨のご連絡ありがとうございます。いちおう出版社の方からはどこにどのくらい卸したか情報をもらえることになっている(はずな)のですが、なにせ日々「どこで売っているの?」と問われる身としては、こういうささやかな情報でも結構うれしいものなんですよ――というわけで、いまだに紀伊国屋ブックウェブの方には登録がないんですが(^^;)、お近くの方は弘前の紀伊國屋書店にレッツラゴー(古っ!)、です。

さて、空元気も出たところで仕事に戻りましょう。年度末進行のみなさま、また転職・転勤組のみなさまも頑張ってくださいね。

Permalink | 2003/02/04 09:00


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