確定申告を終え、わかっちゃいたことだったのですが、あらためて今年は納税せんでもいいよと言われて、ため息。
まあ、翻訳したはいいものの版元が決まらず宙に浮いている原稿があるとか、友人の仕事の立ち上げをほとんど無給で手伝っていたとか、『五本で〜』本が製作のみで終わってしまった(年度内に発売までたどり着けなかった)とか、単年度で見たらしょうがないと思える部分もなくはないのですが、今年は巻き返さないといかんよなあと大いに反省したことでした。
それはさておき、ロンリー・チャップリンのレシピをおたずねのひろっちさんへ。少なくともぼくが昨日飲みに行った Groovy のマスター氏が「ウチのオリジナル」ですと教えてくださったところでは、スロー・ジン+チェリー・ブランデー+レモンジュースを、たぶん等量(何かに気を取られてふいと視線を外した瞬間にスロー・ジンを注がれていたので断言はできないのですが、残り二つの量から逆算すると等量か、やや多めというところでしょうか)、シェイクしてオン・ザ・ロックです。アプリコット・リキュールを使うチャーリー・チャップリンに比べてスロー・ジン自身の味がよく出るとは氏の弁でしたが、なるほど華やかなチャーリー・チャップリンに比べて渋みのある落ち着いた味で、これをロンリーとはよく言ったものだと感心したことでした(というか、小一時間しかいられなかったのですが、失礼ながら首都圏で四百円!の立ち飲みとは思えない素敵なお店だなあと思ったことでした)。
ともあれ、例によって歌謡曲音痴なぼくは調べるまで知らなかったのですが「ロンリー・チャップリン」って1987年に鈴木聖美withラッツ&スター名義で売り出された純然たる邦楽のタイトルですから(有線の新人賞を取った曲なのですね)、同じ名前で別のレシピのカクテルも多々あるかもしれません。とりあえず上記 Groovy のレシピは2000年12月にはすでに同店のおすすめとして記録に残っていることのみ書いておきます。
それからおがちゃんさんへ。「小ぶりのほぼ球形で首の短いボトルに入っています。甘味が少なく苦味の強い、薬草系の酒です。ヨーロッパ(イタリア?)の修道院で作っているとか聞いたような気がします。日本ではあまり見ないとも。事実その後みたことありません」というお酒を探しておられるとのことですが、これはたぶんハンガリー生まれのウニクムのことだと思います。以前の取扱い元だった日本ウニクム販売株式会社は2002年8月8日の株主総会で解散を決議されたとのことですが、いまはトカイ・ワインを輸入している会社で取り扱いがあるとのこと。極端にマイナーなお酒ではないと思いますが、そういえばぼくも実際に口にしたことはないですね(^^;)
それ以外だと、ドイツのベーン社が出しているフィッシャーガイストというお酒(なぜか裏のシールにはフィッシャークーゲルと書いてあります)が小振り(250ミリリットル入り)の球形という条件に一応合致しますが、こちらはウニクムよりもさらにマイナーなお酒なので、いまはもうセット売りされているミニチュアボトル以外で手に入るかどうかはわかりませんし、「4年ほど前まで毎夜のごとく入り浸っていた店で『ロクヨン』(ぺルノー6に不明の酒4の割合が良かったので)なんて名前付けて飲んでて、顔見知りの間でミニブームだったり」できるほど流通があったとは思えませんから、これはまあ、違うと見てよいでしょう。
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