Charlie's Cocktail BAR

  • −お酒は責任のとれる範囲で飲みましょう−

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オフ会があったもので久しぶりに新宿で呑んできたのですが、一次会の会場になった某大衆居酒屋の小部屋の電灯が切れるという珍事に出くわしまして(^^;) なにか明かりになるものをというこちら側のリクに応えて店員さんが持ってきてくれたZ○MAのネオンと、窓から入る街の明かりを頼りに飲み続けたんですが、大衆店らしからぬ怪しげな雰囲気に一同大受け。そういうこともあるんだなあというか、やっぱりあれは集まったぼくらが怪しいオーラを発していたせいなのかしら。二次会の名曲喫茶を経て、案内してくださる方がいたので三次会は二丁目で小一時間ほどと相成ったのですが、そこでもディープな話を聞かせてもらえましたし、楽しい一日であったことです。

ちなみに四次会はひとりで地元の馴染みのお店へ。ほかのお客さんがパタパタと帰ってぽっかり空いた時間ができたのでスモーキー・マティーニの実験(^^;)に付き合ってもらってきました。ブレンデッドで心持ち甘めにつくるのも悪くはないんですが、ぼくの好みはやっぱりラフロイグなどのアイラ物を一、二滴垂らすタイプですね。垂らしすぎると何を飲んでるんだかわからなくなっちゃいますが、試すなら腰の強いジンを使うのが吉です。

「来年62歳で会社を退職します。貿易商社で25年、製造メーカーで15年、そのうち15年は海外生活経験者です(マニラ5年、ニューヨーク5年、米国インディアナ週5年)、現在はインディアナ州に住んでいます。40年のサラリーマン経験を武器にショットバーのような店を持ち、サラリーマン後輩達と語らいを続けて行きたいと言うのが私の夢です。そのために、退職後、先ずはバーテンダースクールに通い技術を身につけたいと考えています。何かアドバイスを頂けたらうれしく思います」という大村さんへ。やりようはいろいろですから一概にムダとは言いませんが、ぼくならいまさらバーテンダー・スクールに通うことはおすすめしません。むしろそういう夢があるなら早めに企画をまとめて物件探しにとりかかるべきだと思います。

理由はいろいろありますが、簡単に言ってしまえば、カクテル以外に売りがあるんだったらカクテルをつくれるようになるまで待つ必要なんてないということですね。どうしても特定の業態、それもカクテル・バーにこだわりたいというなら話は別ですが、それよりも後輩と語らえる場をつくりたい思いの方が勝っているなら、たとえばビールとウイスキーが何種類か、それに焼酎を含めたホワイト・スピリッツと、二、三のリキュール、ジュースやお茶といった割り物だけ用意してお店を始めたってかまわないと思います。たしかにカクテル・オタクのわがままな注文にはこたえられないかもしれませんが、大村さんのサラリーマン経験が本当に武器たりえるものならそれをメインの売りにして十分お店は回っていくはずですし、それで回らないようなら、残念ながらカクテルのひとつやふたつ覚えたからとてどうにもなりません。もっと根本的なところ、たとえばターゲットの選定や価格付け、あるいは基本的な接客態度といった部分でミスがあったということですから、企画そのものから練り直すべきでしょう。

もちろん開店後いくらかするとお客さんの方から微妙なシグナルというのが出てきます。それは、たとえばほかのお酒が欲しいという声かも知れませんし、もっとアメリカっぽい雰囲気が欲しいという声かもしれません。フード・メニューの拡充を求められるかもしれませんし、ボトル・キープはできないのと問われるかもしれません。そのときに「もっとカクテルを」という声が強いと思ったらカクテルの勉強をしてみてもよいでしょうが、その声を無視できないほどお店が回っているなら若くて信頼のおけるバーテンダーをひとり雇うという手だってあるわけですし、実際この先どうしても体力は衰えてくるのですから、身体を使う仕事はその彼ないし彼女にまかせて自分はトークや企画の立案に専念する方がこれまでの経験を活かしやすいんじゃないかと思います。極論してしまえば、オーナーとしてお店には顔を出すけれど実際の細々した仕事は全部若い子にまかせるというのだっていいんです。釈迦に説法かとは思いますが、サラリーマンの仕事ってそういうものでしたでしょう?

もちろん物件探しの合間に時間が余ったからスクールに行ってみたいというなら止める理由はないんですが、学校で身につく程度の技術なんてどうせそのままでは売り物にはならないんですから、そんなところにお金を使うくらいなら調度に気を配るとか珍しいお酒を探すとかした方がよほど大村さんらしいお店になると思いますよ。

南債門さんへ。うちに自作のカクテルを投稿してくださるのはかまいませんが、はばかりやお断りでほのめかしている通り、ぼくは「オリジナル」に対しては相当に辛口ですよ。少なくとも某MLに投稿なさったレベルの品でしたらばっさり切り捨てると思います。ましてご自分のサイトをお持ちなのですから、そちらで掲載されることをおすすめしますね。

Permalink | 2003/10/06 09:00


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