Charlie's Cocktail BAR

  • −お酒は責任のとれる範囲で飲みましょう−

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まさか日本シリーズの、それも最終戦とぶつかるだなんて思っていなかったのですが、「本格焼酎ブームは続くのか?」と題されたフードリンク社のセミナーを覗いてきました。あたり一面の背広姿に「場違いなところに来ちまったなあ」と冷や汗をかきつつ、小一時間聞いていた内容はなんとも焦点の定まっていないものだったのですが、その後の懇親会でご一緒した方が「男性にとって、お酒と車は似たものだ、なぜならどちらも実際手にするまでに『語れる』ほど資料を読みあさるものだから」と言っていたのが妙に印象的でした。

今回集まっていた大手メーカーの方々には、小さな国内市場で足の引っ張り合いをするより、世界に目を向けた方がいい、ニューヨークで流行っている日本酒よりも先にヒットしうる要因はあるのだから――という話をしたかったなあと個人的には思いましたが、むー、ちょっと本腰入れて統計資料集めておこうかしら。

それはさておき、「先日飲んだマティーニ面白かったです。ノイリーだけををステアしてグラスに。少し残してジンを注いでマティーに。ノイリーがチェイサーのマティー。」という伝言を残してくださったるまさんへ。

よくあるテクニックというか、きついことを言ってしまえば単なるこけおどしなんですが(^^;)、こういう話を聞くたびに思うことがあるんですよね。

シェイクにしろステアにしろ、そろそろ「完璧に混ぜる」ことばかり強調するのはやめませんか? って。

料理の世界に目を向けてみればごく当たり前のことだと思うんですが、サラダでもなんでも、全部を同じ味にすることってないですよね? かならずアクセントになるものを加えて、あるいはそのようなアクセントを生むような調理をして、食感や味の違いを楽しめるようにしているはずです。

ところが、カクテルの世界って、それがない。既製品のように均一な味じゃないとイカンとばかりに、みんないっしょくたにして、最初から最後まで同じ味になっていることをよしとしている。

たしかに均一な味であってほしい状況もあるし、そういうとき均一に仕上げられる腕があってこそのアクセントであるのは、素人の絵と、技術をきわめた画家が描く下手風の抽象画の違いみたいなものなんですが、ぼくは、自宅で飲むときはもとより、気の置けないお店で飲むときでも、半分くらい飲んだところでビターズを落としてもらったりすること、結構あります。

いつでもおすすめできる方法ではありませんけど、そういう飲み方もあるんだってことはもっと……ハイ、ぼくも宣伝します(笑)

Permalink | 2003/10/28 09:00


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