Charlie's Cocktail BAR

  • −お酒は責任のとれる範囲で飲みましょう−

[玄関] [履歴] [メニュー] [検索] [本棚] [カクテル講座] [はばかり] [はしご]

注文してあった洋書が何冊か届いたので本棚へ。きっちり読んでいる余裕はないのでパラパラとめくっただけですが、同じ著者の本でも何十年の単位で定点観測していると時代の流れがうかがえて面白いんですよね。ちょっとだけ紹介しますと、1960年のミスター・ボストンと1970年のミスター・ボストン、いずれも巻末にマティーニを特集するページがついているんですが、1970年の方には「マティーニが強すぎるって?」なんてコーナーができて、45度のジンではなく40度のジンを使えばジンの割合を下げるのと同じ効果があるのよ、という話をしている。つまり、伝統的な3対1のマティーニを、45度のジンでつくれば理想値で38度くらいになるわけですが、8対1という一見とてもドライに見えるマティーニでも40度のジンでつくれば度数は37.5度だから実は伝統的なマティーニとほとんど大差ない――ホントは理想値で40度を超える激辛マティーニなんて飲みたくなくても、軟弱モノと言われたくないがためだけに「自分のレシピは8対1なんだ」と言いたい人は、使うジンの度数を下げる(か、もともと度数の低いものの方が広く出回っているウオッカを使う)という手があるんですよ、と。

ま、わかってる人には何ということもない話ですし、これと逆の話(ウオッカの量を増やしたくないのに全体の度数を上げたいときは度数の高いウオッカを使うとよい)は『五本で〜』にも書いてありますが、マティーニの比率をうんぬんする前にジンの銘柄を決めろというのにはこういった事情もあるわけですよ。

Permalink | 2004/01/14 09:00


Cha.への伝言板

ボケでもツッコミでもご自由に。質問がある方もこちらへどうぞ。
でも、仮名で結構ですからお名前くらい教えてくださいね