Charlie's Cocktail BAR

  • −お酒は責任のとれる範囲で飲みましょう−

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娘たちは夏休み。うらやましく思う一方で、頼むから仕事をしている横での歌舞音曲は勘弁してくれぃと、言うのもまあ、かわいそうなんですが、外はむやみやたらと暑いし、近頃では中学生だか高校生だかの変質者?すらいるとか言うし。折り合いつけるのも大変だぁねと、いうのはさておき。

ほんとははばかりネタですが、「バーをオープンする友達に店長を頼まれたのですが、あまり経験の無い私。クラブとの融合みたいなお店なので本格的なバーではないのですが、オープンまで二ヶ月近くあるのでその期間働きながら勉強させて頂けるお店を探しているのですが、なかなかありません。どうしたらいいでしょう・・・」というまりあんぬさんへ。

んー、よくわからないのですが、現状なにかお仕事はなさっているので? 二ヶ月という短期間で、しかもこれから夏休みということを考えると、街なかのオーセンティックバーはさておき、海山のリゾート施設なら結構クチがあるんじゃないかと思いますし(ね、なおっちさん?)、街なかのバーでもそのくらいの期間限定ならきちんと事情を説明して頼み込めば結構手伝わせてもらえると思うんですが……これからオープンするお店の近所、あるいは自宅の近所でもどこでも、まりあんぬさんがお仕事を終えたあと飲みに行かれるようなお店があるようなら(できればどんぴしゃりの競合店は避けた方がよいです)、まずはそこできちんと事情(近々バーをまかされることになったことと、二ヶ月くらいしかないけれど多少なりと経験を積んでおきたいこと、あまりないというよりは多少なりと経験はあること、など)を話したうえで、勉強させてもらいたいというより、経験値を上げさせてもらいたいと、できればそのオーナーにあたるお友達といっしょにお願いしてみては? 店長としてお店を切り盛りしていくようになっても、なにかと相談に乗ってもらえるお店をひとつふたつ持っておくのは大事なことですし、その短期間の仕事でも修業先の方に信頼してもらえればお客さんを融通してもらえる可能性もありますから(ただし、最初からそれを期待しちゃだめですよ)。

というか、バーに限る必要はないんですよ。居酒屋でも、酒販店でもOKです。単純なカクテルの技法については自宅で訓練するとして(この辺を教えてもらおうとは思わないこと!)、その地域のお酒事情がつかめると今後きっと役立つと思いますから。

ただ……こう言ってはなんですが、オープンまで二ヶ月近くしかないのに、店長がそんなにヒマで大丈夫?という気はします。メニューの選定とか、(いるなら)従業員教育――礼儀がどうこうという行動マニュアルづくりもそうですが、このお店ではこのレシピで統一すると決めたら、従業員全員がそのお店の味を出せるよう事前に訓練しておかないといけませんからね――とか、自分の修行以前にするべきことはいくらでもあると思いますよ。この辺はオーナー?のお友達氏の方がよくわかっているとは思いますから、よく相談してみてください(もっと具体的なアドバイスが要るならあらためて相談に乗ります)。

毎度どうものkojiさんへ。「最近あらためて思いますけど、カクテルって本当に奥が深いですね。作れば作るほど興味が湧いてきます」とのこと、ほんと、そう思います。このところ実験らしい実験はできていないのですが、昨夜はカンパリにチェリーブランデーを落としたものを飲んで同じ感想を持ちました。このところは酔いを残せないこともあってこんなリキュール+リキュール(ワイン類でもいいんですが、すぐなくなっちゃうので)のものを飲むことが多いです。昔なら確実にジンのひとつも放り込んでいたんですけどね。

「お店の方はまだまだですが、少しずつって感じです^^もっと色々お話したいのですが、ものすごい長文になりそうなので今日はこのへんにしておきます;;」いやいや、この笑顔だけでもほっとしますよ。ログを見る限り、気軽にお邪魔できないところにあるのが残念ですが、相談事でも駄話でも、いつでもどうぞ。

最後、前回ほのめかしておいたブツが届きましたのでご報告。伝説のバーテンダー、ジェリー・トーマスの手になる「How To Mix Drinks or The Bon-Vivant's Companion」(最古のカクテル本と言われているもの)の復刻版。1928年に復刻されたもの(1887年版)は結構手頃な価格で出回っているのですが、1862年版は安くても数万円なのでなかなか手が出なかったのですよね。研究者以外にはあまり興味を持てないものかもしれませんが、ほんと、何度見てもこの Japanese Cocktail には興味をそそられます。おまけについているクリスチャン・シュルツの「Cordials, Liquors, Fancy Syrups, &c., &c.」もいい味を出していて、これだけでも翻訳したいなあと思えるほど。自家製リキュールやシロップのレシピが、自家蒸溜の仕方やらなにやらとともにまとめられているんですが、Do it yourself spiritにあふれていて楽しいというか、Rum, Jamaica, Imitation なんて項目が立っていたりするのがなんとも微笑ましいというか(興味を持っていただける出版社さまがありましたらぜひお知らせください)。

Permalink | 2004/07/18 09:00


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