Charlie's Cocktail BAR

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リハビリがてら、ArdentSpiritsのニューズレター経由でMalt Advocateの記事を読んでびっくり。

以前ちらと話にのぼせた Dying Bastard というカクテル、思わぬ歴史を持っていたんですね。

元記事はMalt Advocateの該当ページでご覧いただくとして、真っ先に驚き、うなずいたのが New York Times の死亡記事欄に "SCIALOM, Joe. Internationally acclaimed mixologist and creator of the Suffering Bastard"という一文が載ったという話。そんなに有名人だったの?!というのもそうですが、カクテルと強く結びついた人ならやっぱり死亡記事でもそういう紹介がされるのよね、と。

ちなみにその大本となった Suffering Bar Steward というカクテル、『世界のカクテル大事典』には1941〜1943年というより具体的な年号があがっているのですが、その根拠がどの本にあったのかは未確認。Esquire や Grog Log の記述から考えても、少なくともホテルが1952年に焼けてしまうまでは(というか、おそらくその後もずっと)供されていたんじゃないかとは思うんですけれどね。

「飲んでいないから二日酔いになるんだ。それがいやなら飲み続けろ」というのは昔からよく言われるジョーク(警句?)ですが、その道を突き進むと suffering から dying を経て dead bastard に至るというストーリー性。いいよなあと思います。

この手のストーリーものではもうひとつ、スクリュードライバーのが秀逸ですね。ぼくは Harvard Student Agencies の本で見たのが最初ですが、Screwdriver → Sloe (=Slow) Screw (+スロー・ジン)→ Sloe Comfortable Screw (+サザン・カンフォート)→ Sloe Comfortable Screw (Up) Against the Wall (+ガリアーノ:ハーヴェイ・ウォールバンガーとの掛け合い)という展開。飲ませて、「痛くしないから」とかなんとかなだめすかしているうちにだんだんよくなってきて、最後は(背面?)立位。やあ、レディキラーの面目躍如じゃありませんか(笑)

ま、レディキラーなんて言葉はすでに死語だろうとは思いますけれど、カクテルはこういう楽しみがあってこそということで。

Permalink | 2004/10/17 09:00


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