Charlie's Cocktail BAR

  • −お酒は責任のとれる範囲で飲みましょう−

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ぼくのブラウザはどれも自分の都合にあわせてフォント指定を変えてあるのでいまひとつ効果が出ているかどうかわからないのですが、ひじきさんから「フォントの太い文字は大変よみづらい」とのご指摘をいただきましたので、css から font-family: sans-serif の設定を削除してみました。これで問題が解決していればよいのですが。

先だって、大きな仕事が終わったあとに注文しまくった本がぼちぼちと届いてきているので毎度のごとく整理せにゃ整理せにゃとお経のように唱えつつ、ぱらりとめくった一冊が期待以上におもしろかったので先に紹介しましょう。The International Hangover Book (Auriel Douglas)という1968年にロスで出版された本。「二日酔いになるための本はたくさんあるが、そうなってしまってからどうするかという助言をするのは本書が初めてである。いや、少なくとも文学としては初めてだろう」という書き出し自体にもう微苦笑を禁じ得ないのですが、じゃあどんなものが集められているかといえば、「世界でもっともその問題に通じた人々――世界有数のホテルやレストラン、クラブのバーテンダーや飲料部門の責任者――による最良の(そしてもっともおいしい)迎え酒」(^^;)

われらが日本からは東京の李白バー(Lipo Bar)で飲料統括をなさっていた石井金三郎(?)氏による、その名も「迎え酒(Mukae-zake)」が紹介されていまして、レシピはまあ、普通のというか、日本酒にシロップを加えたものを沸騰直前まであたためて火から外し、崩した卵黄を加えてよく混ぜ、シナモン/ナツメグを振りかけて瀬戸物の器で供する、となっているのですが、なにか思うところでもあったのか、「ムカエザケとは文字通りの訳だが、いささか古風で神秘的な言い方をするなら『顔の赤らみを鎮めるために(to cool one's copper)飲む』との由だ」なんて英訳注もついていたり。

時代というかなんというか、ロシアのフルシチョフが二日酔いに苦しんでいる男に「ひとつだけ治す方法があるんだがな」とささやいて、「教えて」という顔をしたら、「死ぬことさ」と哄笑したなんてブラックジョークもありますね。俳優界でも有数の飲んべえとして知られるW・C・フィールズの「でっかいグラスになみなみ注いで酔っぱらうまで飲め」という箴言も定番。

もっとも、著者氏ももちろんそれがお遊びだってことはよくわかっていたのでしょう。結局のところ、本の最後は「医者曰く、最良の、そしてほぼ唯一の治療法は、寝ることだ」という言葉で締めくくられています。チャンチャン。

そうそう、昨日、活け締め状態の穴子を買ってきて、適当に背開きしてみたのですが、やっぱりやや大型のものになると軽く骨切りしておいた方がよさげですね(^^;) 前にも同じ失敗をしてしまったような気がするんですが、それはここに書いておかなかったせいだろうということで、備忘録として。たまたまご近所からいただいたガザミを蒸した都合もあって、穴子の方も蒸してからどんぶりにしたのですが、やっぱり穴子は皮目をきちんと焼いておかないと、というのも反省事項。でも、頭と骨とで取っただしを加えて炊いた穴子はおいしゅうございました。この手のものにはごぼうをわっさわっさと加えるのが好みです(というか、ごぼうを食べるために穴子を買ったという話も……)。

関西は腹開きなのだそうですね。

Permalink | 2004/11/02 09:00


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