レスを書いているうちに一日が過ぎ、二日が過ぎ。いろいろとありがたい情報をいただいておりましたのにお返事遅れてごめんなさい。
というわけで、今回はあちらこちらの掲示板に貴重な情報を投稿されておられるジャイアンさんの特集です。
まず、一件目。「『玄関』では更新が11月14日のデータなのに対し『更新』では11月18日のデータになっています。リンクミスでしょうか?それとも当方の不具合か何かでしょうか?」というのは、たぶんお使いのブラウザのキャッシュの問題だろうと思うのですが、実は18日のデータをアップするときにデータの組み方を間違えて14日表示になっていた瞬間がありましたので(すぐに気づいて直したのですが、毎度毎度お恥ずかしい)、たまたまその瞬間に行き当たってしまったのかもしれません。いずれにしても履歴の方で正しく表示されるようならファイルは正しくアップされているはずなので、(必要ならキャッシュをクリアしたあと)再読込/リロードしていただければ解決すると思います。
それから、ちょいと順序が前後しますがブルー・チェリーの話。少々限定的な情報ではあるのですが、なんとブルー・チェリーを売っているサイトが見つかったとのこと(いろいろ検索してくださったようで、ありがとうございます)。
その TheDrinkShop.com というサイト、諸般の事情から2004年9月からはイギリス国内のみの配達であるようですし、それ以前もEU外への輸出は考慮されていなかったようで、オンラインで気軽に購入、というわけにはいかないのが残念ですが、イギリスに知り合いでもいたら何かのついでに送ってもらうという手はありそうですね。それだけの価値があるかどうかはさておくとして、いよいよ見つからなかったら留学中の友人にちょいと頼んでみてもいいかなあと思いつつ、このサイトの情報を参考に調べてみたところ、同じイギリスのサイトですが Alphabar なんてのも見つけました。こちらは海外発送OKのようですから、留学中の友人の手をわずらわせる必要はなさそうです(笑)
ちなみに、出所はあえてあきらかにしませんが、アメリカではケーキなどにもちょこちょこ使われているようなので、そちらに友人がいる方なら案外あっさり見つかるのかも。
自作もしてみようとは思っているのですが、ちょいと準備に手間取ってます。
ジャイアンさんからの伝言に話を戻しますと、「そういえば、カクテルレシピ2005出ましたね。昨年あたりから構成、レイアウトなど格段に進歩したと思いますがどうでしょうか(笑) 記事に『外でお酒を飲む人が少なくなってきた逆風の中』なんて書かれては立つ瀬も無いですが。」との情報をいただいて、名酒事典ともどもさっそく買ってきました。実は昨年版は買っただけで結局ろくに開きもしないまま本棚に放り込んで、あやうく買ったこと自体を忘れて二冊目を買ってしまうところだったのですが――
構成・レイアウトについては、なるほど今井清氏が亡くなったあと迷走していたのがようやく落ち着いてきたのかな、という感じはしますね。
が、内容の方は、相変わらずというかなんというか。パラパラめくっただけなのにツッコミどころが満載ですし、これを模範にはしてほしくないなあと思うことしきり。たとえば、41ページ、プレ・ディナー・カクテルとしてのっけからアブ・ジン・スキーの別名を持つ「アースクエーク」を紹介しているわけですが、「食前酒といえども、空腹時には注意して飲みたいカクテル」って注をつけるくらいなら最初から載せないでよ――そもそもそんなすぐれたカクテルじゃないんだからさ(^^;)――とか、ぼくも『五本で〜』本のなかに不自由な外国語名なんかつけないで日本語名つけたら?、なんてことは書きましたが、それにしても最近のカクテルの日本語の副題って、恥ずかしくないのかしら、とか。
あるいは――これはそういうレシピを紹介されていた方への個人攻撃ととってほしくはないのですが――「ホテルのバー(を代表しないといけないはずの面々)なのに」ダイキリ(やマルガリータ)にレモンを使うのって、どうなのよ、とか。
や、街場のバーならいいんです。気にしません。もちろんぼく自身が飲むときは気にしますけれど、ローカルルールでの話ですから。地元の人がそれでご機嫌なら別の地域の人がとやかく言うこともありますまい。
また、ヨーロッパの、それも特に昔のバーなら、仕方がない。禁酒法時代、ハリー・クラドックがサヴォイ・ホテルに渡ってまとめた本に「レモンないしライム」と書いてあったからって、まあ、苦渋の選択だったんだろうなあと思っちゃいます。イギリスには別の特殊事情もありますが、総じてヨーロッパはイタリア、スペイン、ポルトガルといったレモンの名産地を抱えるレモン文化圏の国々ですしね、古い資料を見るとライムに対してはものすごい偏見があったりしますから。
でも。
マルガリータについては異論もなくはないですが、ダイキリなんてもろにライム文化圏の申し子なわけです。それなのに、海外からの玄関口ともいえる日本の有名ホテルのバーが、レモン優勢?
なんというか、たとえばアメリカかどこかのホテルで「ショーチューあります」の張り紙を見て注文してみたら、韓国の眞露が出てきたときにみなさんが感じるであろうものと同種のショックやギャップ――ああ、この国の人たちにとっては shochu (日本)と soju (韓国)の違いなんてどうでもいいんだ、というのに近い失望感――を、少なくともぼくは感じてしまうのですが、どうでしょう。
まあ、みなまで言うつもりはありませんし、本職のジャイアンさん相手では釈迦に説法かと思いますが(笑)、このシリーズのこの手の鈍感さだけは何年たっても好きになれないんですよね。もちろんだからといってこのシリーズの資料的価値を過小評価するつもりはないわけですが。
ともあれ、いろいろとお気遣いありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。>ジャイアンさん
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