Charlie's Cocktail BAR

  • −お酒は責任のとれる範囲で飲みましょう−

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またずいぶん間をあけてしまいました。それなりにいろいろありましたが、とりあえず生きとります。メートルというか、脳内アルコール濃度があがらなくて困っているのですが、梅干しは土用干しを終え、とある翻訳会社さんからトライアルを受けてみないかと誘われていちおう合格。二ヶ月以上ためこんだラテン語の宿題にコメントをつけながら、借りている400メガのサーバが容量ぎりぎりになっているのに気づいてラテン語側をどこかに切り離す計画をたててみたり、どうせだからのびのびになっている改装もしたいぞとあずってみたり、次々と押し寄せる地域や学校の行事に奔走してみたり、やらにゃならないことの多さに目を回して爆睡してみたり、というのが近況でしょうか(だめだめですナー)。

お酒ネタとしては、「5本で100種以上つくれる」といううたい文句(またかい)を見て『カクテル完全ガイド』なる本を買ってみたとか(内容は、まあ、掛け声倒れ。ごくごく普通のレシピ本です)、ヘミングウェイが1930年代初頭に飲んだ「フローズン」ダイキリははたしてブレンダーを使ったものだったのか、それともかき氷をステアしたものだったのかなんて話に思いをはせてみたとか(1930年代後半――もっと具体的にいうと1937年にシカゴで開催されたレストラン関係者向けの展示会以降――になると間違いなく電動ブレンダーを使っていたと言えそうなのですが、それ以前の数年間となるといささか微妙なのですよね。周辺情報からするとかき氷にお酒を注いでステア(ないしシェイク)していた可能性の方が高い――『Esquire Drinks』『Killer Cocktails』 といった著作がある David Wondrich 氏によると、1928年にはバジル・ウーンという人が『It's Cocktail Time in Cuba』という本のなかでそういう話をしているそうですし、1930年代前半までにニューヨーク・サン誌に書かれた記事のなかにもチップ状にした氷で……というレシピが残っている――んですが、はてさて)。

ブレンダーといえば、以前ちょっと煙を吹かせたことがあったのでしばらく封印していたのですが(^^;)、大きなかぼちゃが残って困っていたので、ゆでてブレンダーにかけて冷たいスープにしたり、なんてこともしてました。ほんとはヴィシソワーズ風にあれこれするところなんでしょうが、塩を入れるだけでも充分いけます。

で、以下お返事遅れてごめんなさいなのですが。

ぬえのしっぽさんへ。

店頭でたびたび見かけるけれど、うちでの使用機会は少なそうなので手元には無いオレンジビターズ。でも興味はありまして、バレンシアを作ろうかと思った時ちょっと悔しかったりもしました。
有り合わせで今までしてきましたが、最近欲がでてきて(笑)特定の酒を探し求めてあちこち歩いたり、やっと見つけて踊りながら味を確かめたり、そんな事をしている内に舌がどんどん改造されていってる気がします。昔飲むのを敬遠していたものでもいつか当たり前になるのだな、と最新の日記にて改めて思いました。(モーツァルトを氷だけでいけるようになるとは前は想像もしなかったです)
今は本場物のリモンチェッロにはまっています。
香りがとても爽やかで素晴らしいですよ。おすすめの一つです。

リモンチェロ、いいですね。ブランドにもよるのでしょうが、ぼくは冷蔵庫で軽く冷やすくらいが好きです。もちろん度数の高いものなら冷凍庫でギリギリでもいいですが。梅酒ばかりつくってないで、たまにはこういったものも自作しませんとね。

門外漢そのものですが、私も少々北ヨーロッパも含む神話伝説に興味を持っています。例え血の味がしてもいいから詩人の蜜酒を飲みたい……とか、そんなんばっかりなのですが。

ご存知ない方のために注しておきますと、北欧神話には大きくアースと呼ばれる神々とヴァンと呼ばれる神々がいるのですが、かつて相争っていた両者が講和したとき、ひとつの壺にそれぞれの唾をはいて休戦のあかしとしたのですね。その唾から生まれた男はどんな質問にも答えることのできる賢者(言葉を自由にあやつる詩人)となったのですが、それをさるドワーフ小人たちが殺して、その血と蜂蜜を混ぜて発酵させたら、あら不思議、飲めばだれでもたちまち詩人になれる蜂蜜酒ができました、と。

話だけ聞くと荒唐無稽なんですが、血やらもともとの唾やらが発酵のスターターになっているのかなあなどと考え始めるとそれはそれで興味深かったり。北欧神話を読んでいると、信ずるに足る言葉と酒、それになにがしかの腕力やら胆力やらさえあれば世の中どうとでも渡っていけそうな気がしてきて、危険です(笑)

こちら側の勉強もしばらくさぼっていたのですが、いま、手元にはアーサー王がらみの文献があります。これも無事仕事になるといいんですけどねー。

それから、お元気そうでなによりのなおっちさんへ。

大学のため、大阪で一人暮らしを始めて3年。ようやくあるバーで働くことが出来、お酒を作らせてもらっています。高校の頃は、ここに書いてある、内容が分からないものが多かったのですが、今見てみると「なるほど!」と思う記事がふえました。今はまだ未熟ですが、がんばってオリジナルレシピが作れるくらいになりたいです。

高校生の頃から折に触れて伝言をいただいてきましたが、毎年着実にステップアップされていますね。『五本で〜』にも書きましたが、オリジナルは作り手だけでなく、飲み手あってこそのもの。素敵なお客さんに恵まれることを願っています。

Permalink | 2005/07/31 09:00


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