Charlie's Cocktail BAR

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「ショットガンのレシピを教えてください。それと、海外では、やはり日本で飲むショットガンとはレシピが違うのでしょうか?」というユリさんへ。

レシピというほどのものはありませんが、グラスにテキーラとソーダの類(ふつうはトニックウォーター)を注ぎ、なんらかの手段でグラスにふたをして、テーブルにガツン/コツンと打ちつけるのが基本的な飲み方。日本ではどういうわけかスタイルの一種と誤解されて、ベースのお酒はなんでもOKなんてことになっていますが、海外ではふつうテキーラ限定。名前も、ショットガンなんて呼ばれることはなく、テキーラ・ラピド(フランス)、テキーラ・ポッパー、テキーラ・スラマー(ともにアメリカ)などの名前で親しまれています。

歴史的に見ますと、たぶん登場したのは1980年代初頭。当初は映画『ベティ・ブルー』にも出てくるようにふつうのタンブラーにテキーラとトニックを少量注ぎ、全体をハンカチでくるんでガツン、だったのですが、時とともにだんだんグラスが小さくなって、1990年代に入ると、『ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌』ではロックグラス、『キカ』ではショットグラスが使われるようになっていますね。

グラスの覆い方や打ちつけ方にもいろいろ流儀がありますが、一般的に、程度の高い飲み手はカウンターなりテーブルなりを汚したり傷つけたりしないように気をつけています。たとえば、『男たちの挽歌』の場合、冒頭ではガツンとテーブルに打ちつけていますが、お店では手首のスナップだけで泡立てている。グラスが大きすぎて飲み方が野暮ったく見えるとか、びちゃびちゃこぼしてるのはチトみっともないとか、ありますけれど、まあ、キャラがキャラだけにうるさいことは言いますまい。

いずれにしても、こういうのは知識として知っていればいいだけのもの。どうしても晴らしたい鬱憤でもあるなら別ですが、トリガー・ハッピーと呼ばれるようなことはなさいませぬよう。

Permalink | 2005/08/07 09:00


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