Charlie's Cocktail BAR

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ここのサイト、いちおうコメントが入るとぼくのところにメールが飛ぶ仕掛けになっているのですが……

私、60才。「恋愛専科」の映画を15才(高1)の 時に見ました。主演の美人俳優、スザンヌ・プレッシェットの大フアンで、彼女に似た今の妻と大恋愛の末、結婚した。
そして又、この映画は、イタリアの観光映画でもあり、その影響で海外旅行が趣味となった。『アル・ディ・ラ』は私にとって人生の歓びの賛歌となっている。

正直に打ち明けます。このコメントを最初にメールで見たとき、「私、××才。『恋愛……」のところで反射的にスパムだと思って画面を閉じてしまいました。スパマーも毎回よく考えるよなあと、そのときは疑問にも思わなかったのです。

ところでこのサイト、メール不達の場合にそなえて、コメントはサーバにも保存して、日々のログチェックのときにあわせてダウンロードしてくるようにしてあるのですが、今日あらためてそちらのテキストを確認したら、リファラがずいぶん昔のエントリになっているのに気づきまして。よもやと思って見てみれば、当の本人も忘れていたようなエントリに対するきわめてまっとうなコメントではありませんか。いやはや、たいへん失礼しました。>和泉さま

『恋愛専科』、残念ながらぼくは未見なのですが、世評を見るだにイタリアへの思いがつのる映画であるようで。DVDにでもなっていればと思って調べてみましたが、あいにくまだその気配はないようですね。お酒ネタとしては黄色のストレガが取り上げられているらしいことを確認しましたが、また気になるものがひとつ増えました。

それとは別に、元ネタはScotch Blog経由、SFGate.comなのですが、海の向こうのバブリーな人のために最高で650ドルもする「ミリオン・ダラーな」カクテルが生まれたのだそうな。その「ドリンキング・ザ・スターズ(Drinking the Stars)」という名前の650ドル・カクテルのレシピは、1979年もののシャトー・ド・ラヴィニャンというアルマニャックにマダカスカルのバニラ・ビーンズ、オレンジ・ピール、レーズンを漬けておいたものをフルート・グラスに注いで、そこに1996年のドン・ペリニョンを、レギュラー・ボトルから注いだら375ドル、マグナムから注いだら650ドル。残ったアルマニャックとシャンパンも客に提供して、あとは勝手にやってくれ、と。

まあ、いったん市場に出回ってしまったものはどう使おうが人の勝手ですし、作者氏も言うように、こんなものは誰もが飲めないからいいのであって、みんなが飲むようになったら「バーテンダーは間違いなくブチ切れるだろうねえ」なわけですが、よくやるよというか、なんというか。

ついでなのでメモしておきますと、80ドルの「ヘヴンリー・ドラム(Heavenly Dram)」は、マッカランの25年ものにガルベイ社のペドロ・ヒメネス1860(極甘口シェリー)と、レモンジュース、蜂蜜風味のシンプル・シロップを加えて少々冷やし、巨大なマティーニ・グラスに注ぐ、というもの。

90ドルの「エレガンシア(Elegancia)」はエラドゥーラのセレ(ク)シヨン・スプレーマ(Seleccion Suprema)・テキーラにシャトー・ディケム少々をフロート。締めくくりにルイボス・ティーとオレンジ・ビターズを、加えるのか、添えるのか。

「エンジェルズ・シェア(Angels Share)」は、ブランデー・グラスにグリーン・シャルトリューズのVEPを注いで火をつけ、グラスを熱くしたところに、レミー・マルタン社のルイ・トレーズ(Louis Treize:ルイ13世)、ドメーヌ・シャルベイ(Charbay)社のノスタルジー・ブラック・ウォルナット・リキュール、ポルト・ロシャ(Porto Rocha)社の20年ものトーニー・ポートを注いで、温度差を楽しんでちょうだい、と。

銀座や六本木あたりで真似する連中が出てこないことを祈るばかりです。

Permalink | 2005/10/21 09:00


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