Charlie's Cocktail BAR

  • −お酒は責任のとれる範囲で飲みましょう−

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相変わらずお酒とは縁遠い状態が続いていますが、いまさらながら『カクテル・メニュー600』の2007年度版を入手しました。今年から出版社が変わったとのことで、なにやらえらくきついことをおっしゃっている方もいらっしゃいますが、新しい出版社のサイトから判断する限り特別HBA関係者とのつながりが濃いようには思えませんから、どちらかというと成美堂が売れないシリーズに難色を示したので引き受けてくれる出版社を探したというシナリオの方がありそうな気はします(わざわざ確認したわけではありませんけれどね)。内容の方は、まあ相変わらずといった趣。収集癖のあるオタク以外に価値はありませんし、どうせ買うなら『ワインと洋酒を深く識る酒の言葉171』あたりを買った方がためになるとは思います。

本といえば、洋物はほかにも何冊か届いているのですが、整理がおいついていませんですみませぬ。興味がある向きにはとりあえずThe Daily Cocktail 365だけおすすめしておきます。ひとつひとつのエピソードは短いですし、エピソードの内容そのものは眉に唾つけながら読んでほしいところですが、日本のカクテル本なんて読むのがばからしくなるくらい読みでがありますよ。

あと、まともに飲めない状態が続いているのにどうするつもりなのよと苦笑しつつもWhisky Magazine Liveには申し込みを済ませてあります(今年はマスタークラス4、8、21を聴講予定)。

そういえば、いささか旧聞になりますが、1/14付けの東京新聞日曜版にVictorさんがつくるローズのライムジュースを使ったギムレットの記事が載っていました。その味わいの部分だけ記録に残しておきます。「薄緑色に濁るフレッシュのギムレットとは違い、茶褐色。においもあまり感じない。緊張しながらカクテルグラスを傾けた。甘ったるくはなく、紅茶のような甘みがじわりと広がり、ジンの口当たりをうまくいなす。飲み比べたフレッシュのギムレットは、酸味が強く、のどが渇いた」(東京新聞2007年1月14日付日曜版。西山和宏氏の署名記事より)

この色の記述については、とりあえず海外のサイトでローズのジュースを扱っているところの商品画像などを見ておいた方がよいでしょうね。たとえば Flickr で検索をかけると、明るい緑色のものから、いささか酸化してきたかなという褐色がかったものまで見られるわけで(大きな画像としてはこれが見やすいかも)、こう言っては申し訳ないけれど、氏が飲んだのはたぶんいささか酸化が進んだものだったのだろうなという想像はできる。

もちろんそれがいけないというつもりはまったくないんですよ。本当に英国海軍の将校達が洋上で飲んでいたのだとしたら、彼らが飲んでいたのはきっと氏が飲んだのと同じようないささか酸化の進んだものだったのでしょうから。チャンドラー風に楽しむなら『長いお別れ』にある通り「うすい緑がかった黄色の神秘的な色」のを飲んだ方が楽しかろうとは思いますが、やくたいもない伝説の方を信じるのであれば、むしろ茶褐色のギムレットの方が「本物」に近いということさえできるかもしれない。

オープンにできるのはそんなところかな。

Permalink | 2007/02/10 01:57


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